ゼファー浦安ブライトシティのマンション評価

オススメの対象属性

ファミリー

このマンションの最も良い点

市川市のほぼ全域は水害リスクがあるが、このマンション敷地周辺だけ、水害リスクはないようだ。

このマンションの最も悪い点

オール電化の物件である。オール電化は、1日に使用できる温水の量が決まっているため、デメリットだと思う。

評価詳細

住戸設計 1	見学した住戸の間取りは3LDKで、広さは70㎡。リビングルームは17畳で、隣の和室は6畳。共用廊下側の洋室は6畳と4.5畳という構成となっている。和室はベランダに面していないため、窓がない。このため真夏の季節は、和室では就寝しにくい。住戸設計のバランスは悪い。
住戸環境 2	南向きのマンションだが、マンション林立エリアに立地するため、一部の住戸は他のマンションの影響で、日照条件が悪い。そして眺望は悪い。2つの洋室は共用廊下に面しており、プライバシーを守るために、猛暑の季節でも窓を開けにくい。
使い勝手 3	キッチンと洗面室、トイレは近接して配置されており、生活動線には配慮されている。キッチンにはディスポーザーが設置されている。また、IHクッキングヒーターが採用されており、これについては好みが分かれると思う。浴室には追い炊き機能が設置されている。このマンションはオール電化となっていることから、1日の温水の使用可能量に制限があるようだ。
共用部分 3	管理人は日勤で常駐しており、共用部はきれいに清掃されている。月額の管理費は12000円であり、少し高い。エントランスにはオートロックやモニター付インターホン、宅配ボックスが設置されている。なお駐輪場は屋外にあるが、平置き式となっており満杯状態らしい。このため角住戸のお宅では、ポーチ内に自転車を停めているケースがあるようだ。
周辺環境 3	浦安駅から徒歩18分の場所に立地している。江戸川が氾濫した場合は、市川市のほとんどのエリアが浸水被害に遭うが、このマンション周辺だけ浸水被害に遭わないらしい。このため、この周辺はマンションが林立している。徒歩10分圏内にスーパーのエコス、東京ベイ・浦安市川医療センターがあるため、生活利便性は良い。
総合評価 2	リーマンショック発生時に経営破綻したゼファーが分譲したマンションである。オール電化という点が不満である。総戸数は120戸と規模が大きいため、管理組合の資金繰りについては心配不要だと思われる。しかし、江戸川が氾濫した場合は、浦安駅周辺は浸水被害に遭うため、購入判断をしにくい。
コスト パフォーマンス 3	築17年のマンションだが、資産価値は新築当時と比べて約20％上昇している模様である。過去10年間はマンション価格が上昇し続けてきたが、2023年前半には住宅ローン金利が上昇する可能性が高い。このため今後、さらに資産価値が上がるとは考えにくい。