フロントシティ与野のマンション評価

オススメの対象属性

ファミリー

このマンションの最も良い点

総戸数160戸の大規模マンションであること。管理組合の資金繰りについては心配する必要がない。

このマンションの最も悪い点

与野駅東口エリアは、行政主導の再開発が実施されていないこと。このため道幅が狭く、東口周辺は商業施設が少ない。

評価詳細

住戸設計 2	見学した住戸の間取りは3LDKで、広さは67㎡。3つの個室のうち6畳の部屋が2つあり、残りの部屋も5畳の広さとなっているため、広さについてはバランスが良い。また、和室がある点も評価できる。ただし、和室には窓がついておらず、リビングルームと一体化して使用せざるをえないため、実質的には2LDKという点は評価できない。
住戸環境 3	南向きの住戸については、ベランダ前方には戸建て住宅しか建っていないため、採光と眺望は良好である。ただし、西向きの住戸については採光は良好だが、ベランダ前方に同じ高さのマンションが建っているため眺望は良くない。なお、2つの洋室は共用廊下に接しているため、プライバシー保護の観点から、室内では大きな声で会話しにくいと思った。
使い勝手 3	キッチンと洗面室、トイレは近接して配置されており、生活動線には配慮されている。また、浴室には追い炊き機能がついており、トイレにはウォシュレットが装備されている。一方、リビングルームには床暖房はなく、キッチンには食器洗い乾燥機は設置されていない。
共用部分 4	管理人が常駐しているため、敷地内や建物内の共用部分はきれいに清掃されている。一方、月額の管理費は約12000円となっており、適正価格と思えた。なお、エントランスにはオートロックやモニター付インターホン、宅配ボックスが設置されている。
周辺環境 3	与野駅東口から徒歩1分の場所に立地しているため、マンション周辺の道路は早朝から終電の時刻まで人通りが多い。なお、学区の小学校は徒歩7分の場所にあり、親としては安心感を持つことができる。
総合評価 4	マンションから徒歩10分の場所にはスーパーのヤオコーがあり、自転車で15分程度の場所にはショッピングモールのコクーンシティがあるため、買い物環境には恵まれている。また、総戸数が160戸と大規模なため、管理組合の資金繰りについては安心感を持つことができる。
コスト パフォーマンス 3	築23年のマンションであるため、資産価値は新築当時と比べて約25％下落している模様である。ただし、与野駅から徒歩1分という立地を考慮に入れると、資産価値の下落余地は小さいと推測できる。また、大規模マンションであるため、月額の管理費や修繕積立金が値上げされる可能性も小さい。