ダイアパレス蕨北町のマンション評価

オススメの対象属性

ファミリー

このマンションの最も良い点

極端に狭い個室はなく、住戸内の広さのバランスは良い。

このマンションの最も悪い点

総戸数が34戸しかないため、管理組合の財政力は弱い。予算外支出を実施する余力はないと推測できる。

評価詳細

住戸設計 3	見学した住戸の間取りは2LDKで、広さは54㎡。リビングルームは12畳で、隣の洋室は5.6畳。共用廊下側の洋室は6畳という構成である。広さのバランスは良い。
住戸環境 3	南西向きのマンションであり、周囲は戸建て住宅が多いため、4階以上の住戸であれば採光条件と眺望は良好である。6畳の洋室は共用廊下に面しており、プライバシーを守るために、室内では携帯電話で会話をしにくい。
使い勝手 3	キッチンと洗面室、トイレは近接して配置されており、生活動線には配慮されている。浴室に追い炊き機能が設置されている。また、浴槽の脇には手すりがついているため、転倒リスクは小さい。キッチンはL字型となっており、使い勝手が良い。
共用部分 3	平日は管理人が常駐しているため、駐車場や建物内の共用部はきれいに清掃されている。月額の管理費は11000円であり、少し高い。エントランスにはオートロックや宅配ボックスが設置されている。敷地内駐車場は、10台分程度のスペースがある。
周辺環境 1	蕨駅西口から徒歩15分の場所に立地している。至近距離にある川口芝園団地に居住する約5000人のうち、約半数が在留中国人らしい。また、蕨市の総世帯数の約10％は、在留外国人であり、アジア系外国人が多いようだ。徒歩3分の場所にスーパーのマミーマートがあるため、食材購入は便利。蕨市の行政は、弱者救済などには熱心だが、街の再開発には無関心と言っても良い。このため街の価値が高まることはない。
総合評価 2	総戸数が34戸しかない、中間層向けのマンションである。仕様については満足度が低い。2021年に大規模修繕工事を実施したらしく、今後10年以上は、大規模修繕工事は実施されない。マンション価格は安いため、価格面を最優先にしてマンションを選びたい人からの需要はあると思う。
コスト パフォーマンス 3	築18年のマンションであり、資産価値は新築当時と同じ水準を維持する模様である。しかし、このエリアは人気が低いため、資産価値が上がる可能性は低い。