ライオンズマンション一之江壱番館・弐番館のマンション評価

オススメの対象属性

ファミリー

このマンションの最も良い点

宅配ボックスが設置されている。このため留守中に宅急便が配達に来ても、荷物を受け取ることが可能である。

このマンションの最も悪い点

弐番館の正面に事業所の建物が建っている。このため多くの住戸からの眺望は良くない。

評価詳細

住戸設計 2	弐番館を見学した。見学した住戸の間取りは3LDKで、広さは63㎡。リビングルームは10畳で、隣の洋室は5.5畳。共用廊下側の洋室は6畳と4.6畳という構成。狭い個室があり、やや住戸設計のバランスは良くない。
住戸環境 2	南西向きのマンションであり、ベランダ正面に建物があるが、2階以上の住戸であれば日照条件は良好である。一部の住戸のみ、眺望は良好である。2つの洋室は共用廊下に面しており、プライバシーを守るために、猛暑の季節でも窓を開けることはできない。
使い勝手 4	キッチンと洗面室、トイレは近接して配置されており、生活動線には配慮されている。リフォーム工事がされており、キッチンに食器洗い乾燥機、リビングルームに床暖房、浴室には追い炊き機能が設置されている。内装や設備は新築同様だった。
共用部分 2	管理人は常駐しておらず、管理会社による巡回管理となっている。月額の管理費は16200円であり、高額だ。エントランスにはオートロックやモニター付インターホン、宅配ボックスが設置されている。屋外にラック付駐輪場が設けられている。建物内に駐車場がある。
周辺環境 2	一之江駅から徒歩17分の準工業地域に立地している。周囲は事業所が多い。また、荒川が氾濫した場合は、このエリアは広範囲に3メートル以上の高さまで浸水被害に遭う恐れがある。徒歩5分の場所にコンビニがあり、徒歩10分の場所に複数の食品スーパーがある。駅周辺にはドラッグストアなどがある。車で20分の場所にJCHO東京城東病院がある。
総合評価 1	壱番館と弐番館で構成されているライオンズマンションである。両方を合わせて総戸数が49戸だ。仕様については満足度が低い。また、管理組合は深刻な資金繰り難に陥っており、月額の管理費と修繕積立金の合計額は約42000円に達している。駅から離れた立地にあり、水害リスクもあるため、購入需要は少ないと考えられる。
コスト パフォーマンス 2	築26年のマンションであるため、資産価値は新築当時と比べて約10％下落している模様である。江戸川区の人口は、今後減少する可能性があることから、さらに資産価値は下落する可能性がある。