リビオ堺ステーションシティのマンション評価

オススメの対象属性

ファミリー

このマンションの最も良い点

月額の管理費がわずか6000円である。大規模マンションとしての規模のメリットが生かされている。

このマンションの最も悪い点

月額の修繕積立金が安すぎる。将来、大幅な値上げを実施する必要がある。

評価詳細

住戸設計 2	見学した住戸の間取りは2LDKで、広さは67㎡。リビングルームは14畳で、共用廊下側の洋室は6.3畳と5畳という構成となっている。ただしベランダ側に個室がない点が残念。
住戸環境 3	南東向きの住戸を見学したが、周囲は低層建物が多いため、日照条件と眺望は良好である。2つの洋室は共用廊下に面しており、プライバシーを守るために、猛暑の季節でも窓を開けることはできない。
使い勝手 4	キッチンと洗面室、トイレは近接して配置されており、生活動線には配慮されている。オープンキッチンとなっているため、リビングルームにいる子供の様子を見ながら、調理をすることができる。キッチンには食器洗い乾燥機、浴室にオートバス機能が設置されている。築8年の築浅物件のため、内装はきれいだ。
共用部分 4	管理人は日勤で常駐している。月額の管理費は約6000円であり、かなり安い。大規模マンションとしての規模のメリットが生かされている。エントランスにはオートロックやモニター付インターホン、宅配ボックスが設置されている。駐輪場は建物内と屋外に設けられている。敷地内には自走式駐車場と、3層の機械式駐車場が設けられている。
周辺環境 3	堺駅から徒歩5分の場所に立地している。駅に隣接してショッピングモールがあり、マンションの隣の土地にスーパーのライフがあるため買い物環境に恵まれている。しかし車で10分圏内に規模の大きな中核病院がない点は難点だ。また、大和川が氾濫した場合は、このエリアは50cm以上の高さまで浸水被害に遭う可能性がある。
総合評価 3	新日鉄興和不動産が分譲したマンションである。共用部の仕様については、満足できる。しかし月額の修繕積立金が約6000円であり、かなり安い。2回目の大規模修繕工事を実施する頃には、管理組合の修繕積立金会計が空になる恐れがある。ただし大規模マンションのため、管理組合の財政余力は十分だと思われる。医療環境に不満を感じるが、総戸数216戸の大規模な駅近物件のため、購入需要は絶えないと思われる。
コスト パフォーマンス 4	築8年のマンションだが、資産価値は新築当時と比べて約25％上昇している模様である。依然としてマンション価格は4000万円未満の水準にとどまるため、資産価値の上値余地はあると思う。