サンクレイドル船堀のマンション評価

オススメの対象属性

ファミリー

このマンションの最も良い点

強いて挙げれば、宅配ボックスが設置されていること。留守中に宅急便が配達に来ても、荷物を受け取ることができる。

このマンションの最も悪い点

管理組合が資金繰り難に陥っており、月額の管理費と修繕積立金の合計額は4万円を超えている。中間層にとっては負担感が大きい。

評価詳細

住戸設計 1	見学した住戸の間取りは3LDKで、広さは70㎡。リビングルームは11畳で、洋室は5.5畳が1室と、4.6畳が2室という構成となっている。6畳以上の個室が1室もないことから、住戸設計のバランスは悪い。
住戸環境 3	西向きの角住戸を見学したが、ベランダ正面は駐車場となっているため、採光条件と眺望は良好である。5.5畳の洋室は共用廊下に面しており、プライバシーを守るために、室内では大きな声で会話できない。
使い勝手 3	キッチンと洗面室、トイレは近接して配置されており、生活動線には配慮されている。オープンキッチンとなっており、調理をしながら子供の様子を見ることができる。キッチンには浄水器、浴室には追い炊き機能が設置されている。
共用部分 2	管理人は常駐しておらず、管理会社による巡回管理となっている。月額の管理費は16000円であり、高額だ。エントランスにはオートロックやモニター付インターホン、宅配ボックスが設置されている。駐輪場は建物内にあり、2層式だが、空きスペースは少ないようだ。
周辺環境 1	船堀駅から徒歩18分の場所に立地しており、雨の日の通勤は不便だ。徒歩10分圏内にスーパーのマルエツ、郵便局がある。なお、荒川が氾濫した場合は、このエリアは3メートルの高さまで冠水する可能性がある。また、このマンションから北へ20分程度歩くと、前進社という左翼過激派の拠点がある。
総合評価 1	総戸数がわずか25戸の小規模マンションである。住戸内仕様については満足度が低い。また、2023年1月から月額の修繕積立金は約2500円値上げされ、約27000円となるようだ。あきらかに管理組合は資金繰り難に陥っている。したがって、このマンションを購入するメリットは小さい。
コスト パフォーマンス 3	築9年のマンションだが、資産価値は新築当時と比べて約15％上昇している模様である。しかし管理組合が資金繰り難に陥っており、立地も良くないことから、資産価値はさらには上がらないと思われる。