アービング布施のマンション評価

オススメの対象属性

ファミリー

このマンションの最も良い点

徒歩5分圏内に駅やショッピングモールがあり、生活利便性は良い。

このマンションの最も悪い点

住戸設計が良くない。4.5畳の個室が2室もある。

評価詳細

住戸設計 1	見学した住戸の間取りは3LDKで、広さは62㎡。リビングルームは14畳で、隣の和室は4.5畳。共用廊下側の洋室は5.3畳と4.5畳という構成。狭い個室が多く、住戸設計のバランスは悪い。
住戸環境 3	南南西向きのマンションであり、日照条件は良好である。しかしベランダ正面には複数の中層建物があるため、7階以上の住戸であれば眺望は良好である。2つの洋室は共用廊下に面しており、プライバシーを守るために、夜間は遮光カーテンを閉める必要がある。
使い勝手 3	キッチンと洗面室、トイレは近接して配置されており、生活動線には配慮されている。キッチンに食器洗い乾燥機、浴室に追い炊き機能が設置されている。システムキッチンは収納扉までホワイトカラーとなっており、油汚れが目立つと思われる。
共用部分 3	管理人は日勤で常駐している。月額の管理費は約6000円であり、安い。エントランスにはオートロックやモニター付インターホン、宅配ボックスが設置されている。敷地内に立体型の機械式駐車場がある。また、屋外に平置き駐輪場がある。
周辺環境 3	布施駅から徒歩5分の場所に立地しており、通勤に便利。駅前にショッピングモールやドラッグストアなどがあり、生活利便性は良い。しかし車で10分圏内には規模の大きな中核病院はないようだ。また、大和川が氾濫した場合は、このエリアは50㎝以上の高さまで浸水被害に遭う可能性がある。
総合評価 3	アービングという会社が分譲したマンションである。仕様については可もなく不可もなしという印象を受ける。また、総戸数は58戸と中規模だが、月額の修繕積立金はわずか6000円でしかない。この金額では2回目の大規模修繕工事を実施するときに、一時金を徴収される恐れがある。ただし、大阪市のなんばエリアへの交通アクセスが良いことから、中間層からの購入需要を期待できる物件である。
コスト パフォーマンス 2	築8年のマンションであり、資産価値は新築当時と比べて約10％上昇している模様である。しかし、このエリアの地価は、大規模金融緩和時代でさえ下落トレンドが続いている。このため資産価値がさらに上がるとは考えにくい。