レックスシティウイング大阪のマンション評価

オススメの対象属性

ファミリー

このマンションの最も良い点

総戸数が200戸を超える大規模マンションである。このため、管理組合の財政基盤は盤石である。管理費や修繕積立金が値上げされる可能性は低い。

このマンションの最も悪い点

神崎川沿いに立地しており、水害リスクを抱えている。

評価詳細

住戸設計 1	見学した住戸の間取りは3LDKで、広さは65㎡。リビングルームは12畳、和室は6畳、洋室は6畳と4.5畳という構成。和室に窓はなく、4.5畳の洋室は狭すぎる。住戸設計のバランスは悪い。
住戸環境 3	南西向きの住戸を見学したが、日照条件は良好である。また、周辺は低層建物が多いため、4階以上の住戸であれば眺望は良好である。2つの洋室は共用廊下に面しており、プライバシーを守るために、猛暑の季節でも窓を開けることはできない。
使い勝手 2	キッチンと洗面室、トイレは近接して配置されており、生活動線には配慮されている。室内設備は簡素であり、浴室に追い炊き機能が設置されているのみ。築古物件のため、経年劣化が原因で、さまざまな部分が故障する可能性が高い。
共用部分 4	管理人は日勤で常駐している。月額の管理費は約7000円であり安い。エントランスにはオートロックやモニター付インターホン、宅配ボックスが設置されている。敷地内に平面の駐車場があり、入口にチェーンゲートがあるため車を盗まれる心配はない。また、建物内や屋外に駐輪場が設けられている。
周辺環境 2	加島駅から徒歩12分の工業地域に立地している。自転車で5分の場所にスーパーのライフ、ドラッグストアなどがある。また、車で13分の場所に市立十三市民病院がある。しかし、神崎川が氾濫した場合は、このエリアは3メートル以上の高さまで浸水被害に遭う可能性がある。
総合評価 2	兼松グループが分譲したマンションである。専有部の仕様については満足度が低い。しかし総戸数が230戸と大規模なため、管理組合の財政基盤は盤石である。ただし川沿いに立地しており、水害リスクがあることから購入需要は限定的だと考えられる。
コスト パフォーマンス 2	築27年のマンションであるため、資産価値は新築当時と比べて約30％下落している模様である。すでにマンション価格は2000万円を下回っているため、下落余地は小さいと考えられる。