セントラルレジデンス城東シティタワーのマンション評価

オススメの対象属性

ファミリー

このマンションの最も良い点

上層階の眺望は素晴らしい。視界を遮るものがない。

このマンションの最も悪い点

月額の管理費と修繕積立金の合計額は35000円だ。中間層向けの物件でありながら、毎月の経費が高すぎる。購入前に、管理組合の支出内容について精査する必要がある。

評価詳細

住戸設計 1	見学した住戸の間取りは3LDKで、広さは76㎡。リビングルームは12畳、洋室は6.7畳と6畳、5畳という構成。しかし6畳の洋室はキッチンの真横に位置しており、リビングルームと一体化して使用せざるをえない。住戸設計のバランスは悪い。
住戸環境 3	南向きの住戸を見学したが、ベランダ周辺には複数のマンションがあるため、上層階のみ眺望は良い。また、ほとんどの住戸は、日照条件は良い。2つの洋室は共用廊下に面しており、プライバシーを守るために、室内では大きな声で会話しにくい。
使い勝手 4	キッチンと洗面室、トイレは近接して配置されており、生活動線には配慮されている。キッチンはベランダに面しており、調理の匂いを外に逃がしやすい。リビングルームに床暖房、浴室には追い炊き機能が設置されている。また、浴槽の脇やトイレ内には手すりがついており、高齢者は生活しやすい。ただし築21年の物件のため、水回り設備などからは古さを感じる。
共用部分 3	管理人は日勤で常駐しており、コンシェルジュサービスを実施している。月額の管理費は12000円。エントランスにはオートロックやモニター付インターホン、宅配ボックスが設置されている。エレベーターは2基ある。ベランダ側の敷地に機械式駐車場があるため、利用時の音が住戸内に聞こえてくるようだ。共用施設としてラウンジやカフェテリアがある。
周辺環境 2	鴫野駅から徒歩9分の準工業地域に立地している。徒歩10分圏内にスーパーのフレスコ、コンビニ、インテリアショップ、ドラッグストアがある。また、車で15分の場所に済生会野江病院がある。しかし、寝屋川が氾濫した場合は、このエリアは2メートル程度の高さまで浸水被害に遭う恐れがある。
総合評価 3	住友不動産が分譲したマンションである。仕様については可もなく不可もなしという印象だ。しかし、総戸数は134戸の規模だが、修繕積立金は23000円と高額である点は難点。中間層にとっては毎月の経費は重荷だ。水害リスクのあるエリアに立地することもあり、購入需要は限定的だと考えられる。
コスト パフォーマンス 3	築21年のマンションだが、資産価値は新築当時と比べて約10％上昇している模様である。このエリアは人気が高くはないため、さらには資産価値は上がりにくいと考えられる。