エンゼルシティフラッツ新深江のマンション評価

オススメの対象属性

ファミリー

このマンションの最も良い点

30戸のうち20戸は、角住戸である。角住戸のほうが開放感が感じられる。

このマンションの最も悪い点

30戸しかない小規模マンションである。近年中に、管理組合の資金繰り難が顕在化すると思う。とくに修繕積立金は値上げされていくと思う。

評価詳細

住戸設計 1	見学した住戸の間取りは3LDKで、広さは76㎡。リビングルームは17畳、和室は4.5畳、洋室は6畳と5畳という構成。しかし、和室はベランダに面しておらず、窓がない。住戸設計は良くない。
住戸環境 3	南南西向きの角住戸を見学したが、日照条件は良好である。ベランダ正面は低層住宅が多いため、4階以上の住戸であれば眺望も良好である。住戸と共用廊下との間にポーチが設けられており、若干、プライバシーは守られている。
使い勝手 4	キッチンと洗面室、トイレは近接して配置されており、生活動線には配慮されている。玄関の脇にトランクルームがあり、収納に便利。ベランダにはスロップシンクがあり、掃除をするときに便利。キッチンはベランダに面しており、調理の匂いを外に逃がしやすい。キッチンに食器洗い乾燥機、リビングルームに床暖房、浴室に追い炊き機能が設置されている。
共用部分 2	管理人は日勤で常駐している。月額の管理費は約1万円。エントランスにはオートロックや宅配ボックスが設置されている。エレベーターホールには、エレベーター内を映すモニターがあるため女性は安心。敷地内に平面や機械式駐車場があり、入口にチェーンゲートがある。屋外に駐輪場が設けられているが、スペースは不足しているようだ。
周辺環境 2	新深江駅から徒歩4分の平野川分水路沿いに立地している。大和川や寝屋川が氾濫した場合は、このエリアは50㎝以上の高さまで浸水被害に遭う恐れがある。徒歩4分圏内にコンビニやスーパーのライフがある。車で20分の場所に大阪赤十字病院がある。生活利便性は良いとは言えない立地だ。
総合評価 2	総戸数がわずか30戸の小規模マンションである。このため、大規模修繕工事を重ねるたびに、修繕積立金は大幅に値上げされていくと予想できる。また、駐輪場が不足している点も難点。購入需要は限定的だと考えられる。
コスト パフォーマンス 3	築17年のマンションだが、資産価値は新築当時と比べて約20％上昇している模様である。しかし、このエリアは人気が高くはないため、さらには資産価値は上がりにくいと考えられる。