グランコート北梅田のマンション評価

オススメの対象属性

ファミリー

このマンションの最も良い点

和室があるため押入れがある。このため布団やこたつ布団などの収納スペースは十分である。

このマンションの最も悪い点

11階建てマンションだが、エレベーターは1基しかない。約7年以内にエレベーターの交換が、1ヶ月かけて実施されると思う。しかし、この間は階段しか使用できないため、上層階の住人は昇り降りに大変苦労する。これから上層階を購入しようとしている人は、よく検討したほうが良い。

評価詳細

住戸設計 3	見学した住戸の間取りは3LDKで、広さは69㎡。リビングルームは11畳、和室は6畳、洋室は5.1畳と5畳という構成。住戸設計についてはギリギリ及第点をつけることができる。
住戸環境 2	南西向きの角住戸を見学したが、ベランダ周辺に複数のマンションがあるため、眺望は良くない。中層階以上の住戸であれば眺望は良好である。5畳の洋室は共用廊下に面しており、プライバシーを守るために、猛暑の季節でも窓を開けにくい。
使い勝手 3	キッチンと洗面室、トイレは近接して配置されており、生活動線には配慮されている。浴室には追い炊き機能が設置されている。また、和室があるため、押入れがある。真夏の季節に、布団やこたつ布団などを収納することができる。なお、築23年の物件のため、今後は経年劣化が原因で、さまざまな設備が故障すると思う。
共用部分 2	管理人は日勤で常駐している。月額の管理費は約1万円。エントランスにはオートロックやモニター付インターホン、宅配ボックスが設置されている。建物内などに機械式駐車場がある。しかし、駐車場への車の通路脇に駐輪場が設けられており、小さい子供のいる家庭は注意が必要。歩車分離はされていない。
周辺環境 2	福島駅から徒歩11分、大阪駅から徒歩15分の場所に立地している。隣に中学校があるため、生徒たちの声が住戸内に聞こえてくる。徒歩5分圏内にスーパーのライフ、コンビニ、郵便局がある。また、大阪駅周辺には多数の商業施設がある。そして、車で13分の場所にJCHO大阪病院がある。しかし、淀川が氾濫した場合は、このエリアは広範囲に3メートル以上の高さまで浸水被害に遭う恐れがある。
総合評価 2	総戸数が30戸の小規模マンションである。このため3回目の大規模修繕工事を実施する頃には、管理組合は深刻な資金繰り難に陥っていると思う。仕様についても満足度は低い。ただし生活利便性の良い立地にあるため、一定の購入需要は存在すると考えられる。
コスト パフォーマンス 3	築23年のマンションだが、資産価値は新築当時と比べて約40％上昇している模様である。消費者物価上昇率が2％程度で推移する間は、日本銀行は緩やかに政策金利を上げていくと予想できることから、今後の資産価値の上値余地は小さいと考えられる。