ローレルコート太子橋今市のマンション評価

オススメの対象属性

熟年夫婦

このマンションの最も良い点

徒歩圏に大学病院や大手スーパーがある。高齢者にとっては、良好な生活環境と言える。

このマンションの最も悪い点

小規模物件のため、管理組合が深刻な財政難に陥っている。今後、さらに修繕積立金は値上げされていく可能性が高い。

評価詳細

住戸設計 3	見学した住戸の間取りは3LDKで、広さは65㎡。リビングルームは11畳、和室は6畳、洋室は5.6畳と5畳という構成。住戸設計のバランスについては、及第点をつけることができる。
住戸環境 4	ほぼ南向きの角住戸を見学したが、4車線道路に面しているため、日照条件と眺望は良好である。ワンフロアに2戸しかないため、プライバシーは守られやすい。
使い勝手 2	キッチンと洗面室、トイレは近接して配置されており、生活動線には配慮されている。キッチンはベランダに面しており、調理の匂いを外に逃がしやすい。浴室には追い炊き機能が設置されている。また、和室には押入れがあるため、真夏の季節には布団や毛布などを収納できる。しかし築26年の物件のため、経年劣化が原因で、設備は故障していくと思う。
共用部分 2	管理人は常駐しておらず、管理会社による巡回管理となっているようだ。月額の管理費は約15000円であり高額だ。エントランスにはモニター付インターホン、オートロックや宅配ボックスが設置されている。屋外に平置きや2層式駐輪場が設けられている。また、敷地内に数台分の駐車場がある。しかし11階建てマンションだが、エレベーターは1基しかない。
周辺環境 3	太子橋今市駅から徒歩5分の幹線道路沿いに立地している。徒歩3分圏内にコンビニやスーパーのライフがあり、食材購入には不自由しない。また、徒歩9分の場所には関西医科大学総合医療センターがあるため、高度医療環境にも恵まれている。しかし、淀川が氾濫した場合は、このエリアは3メートル以上の高さまで浸水被害に遭う恐れがある。
総合評価 2	近鉄不動産が分譲した小規模マンションである。総戸数はわずか22戸のため、管理組合は深刻な資金繰り難に陥っている。月額の管理費と修繕積立金の合計額は約4万円であり、区分所有者にとっては重い負担額だ。仕様についても満足度が低い。購入需要は少ないと考えられる。
コスト パフォーマンス 2	築26年のマンションであり、資産価値は新築当時と同じ水準を維持する模様である。小規模物件であり、このエリアは人気が低いことから、資産価値は下落する可能性がある。