ブランズ上町一丁目のマンション評価

オススメの対象属性

ファミリー

このマンションの最も良い点

住戸内の仕様は優れている。窓ガラスは複層ガラスとなっており、結露を拭く手間を省ける点は、大きなメリットだ。

このマンションの最も悪い点

エントランスに入るために、階段をのぼらねばならない。高齢者にとっては負担だ。

評価詳細

住戸設計 1	見学した住戸の間取りは3LDKで、広さは70㎡。リビングルームは14畳で、洋室は6.5畳と5畳、4.5畳という構成となっている。狭い個室があり、住戸設計のバランスは良くない。
住戸環境 3	南向きの角住戸を見学したが、ベランダ正面に中層建物があるため、8階以上の住戸であれば、日照条件と眺望は良好である。二重天井の構造となっており、足音が響きにくいようだ。共用廊下に面する個室はないため、プライバシーは守られている。
使い勝手 5	キッチンと洗面室、トイレは近接して配置されており、生活動線には配慮されている。オープンキッチンとなっているため、キッチンが明るい。キッチンにディスポーザーや食器洗い乾燥機、リビングルームに床暖房、浴室にはオートバス機能が設置されている。窓ガラスは複層ガラスとなっており、毎朝、結露を拭く必要がないようだ。
共用部分 2	管理人は日勤で常駐している。月額の管理費は約16500円であり、高額だ。接面道路からエントランスへは、階段を昇る必要があり、高齢者にとっては不便だ。なおエントランスにはオートロックやモニター付インターホン、宅配ボックスが設置されている。屋外に2層式の駐輪場があり、空きスペースは少ないと感じた。駐車場スペースは数台分しかない。
周辺環境 3	谷町六丁目駅から徒歩7分の場所に立地している。文教地区であり、教育水準の高い中学校が多いらしい。道路の反対側にスーパーのライフがあり、駅周辺に銀行などがある。また、徒歩10分の場所に大阪医療センターがあり、車で5分の場所に大阪国際がんセンターがあるため、医療環境は優れている。なお、平野川が氾濫した場合は、このエリアは20cm程度の高さの浸水被害に遭う可能性があるようだ。
総合評価 3	東急不動産を代表するブランド「ブランズ」を冠したマンションである。住戸内の仕様水準についての満足度は高いが、共用部の仕様については満足度が低い。それぞれの人が持つ優先事項によって、購入判断をするか否かが分かれる物件だと思う。
コスト パフォーマンス 3	築6年のマンションであり、資産価値は新築当時と比べて約15％上昇している模様である。ただし日常の生活利便性については、良いとは言えない立地にあるため、さらには資産価値は上がりにくいと想定できる。