オープンレジデンシア飯田橋のマンション評価

オススメの対象属性

DINKS

このマンションの最も良い点

窓ガラスは複層ガラスとなっており、冬の季節に、毎朝結露を拭かなくて済む。

このマンションの最も悪い点

小規模マンションのため、数年おきに管理組合の理事を務める必要がある。しかも管理会社が日本ハウズイングだ。このため、区分所有者は最低限の民法や会計の知識を持っていないと、実務が円滑に処理されないと思う。

評価詳細

住戸設計 1	見学した住戸の間取りは2LDKで、広さは55㎡。リビングルームは10畳、洋室は6畳と5畳という構成となっている。しかし5畳の個室は住戸の中央に位置しており、窓がない。実質的には納戸だ。住戸設計のバランスは悪い。
住戸環境 2	ほぼ北向きの角住戸を見学したが、日照条件は悪い。周辺は同じ程度の高さの建物が多く建っているため、眺望も良くない。二重床と二重天井の構造となっているらしい。共用廊下は内廊下となっており、プライバシーは守られている。
使い勝手 5	キッチンと洗面室、トイレは近接して配置されており、生活動線には配慮されている。キッチンには小窓がついており、調理の匂いを外に逃がしやすい。シンク部分はオープンキッチンとなっている。キッチンに食器洗い乾燥機、リビングルームに床暖房、トイレ内に手洗いカウンター、浴室にミストサウナやオートバス機能が設置されている。窓ガラスは複層ガラスとなっており、真冬の季節でも結露を拭く必要がない。
共用部分 2	管理人は平日については日勤で常駐しているらしい。月額の管理費は約2万円であり高額だ。管理会社は日本ハウズイングだ。エントランスにはオートロックやモニター付インターホン、宅配ボックスが設置されている。鍵はハンズフリーキーとなっており、セキュリティは万全。共用部にトランクルームがある。屋外に36台分の駐輪場が設けられている。駐車場はない。
周辺環境 3	江戸川橋駅から徒歩12分の場所に立地している。徒歩3分圏内にスーパーのマルエツプチ、コンビニがある。また、徒歩10分の場所にドラッグストア、ユニクロがある。そして、車で10分圏内に複数の大学病院がある。しかし、神田川が氾濫した場合は、このエリアは2メートル程度の高さまで浸水被害に遭う恐れがある。
総合評価 2	オープンハウスが分譲した小規模マンションである。住戸内設備については満足度が高い。しかし共用部の仕様については、満足度が低い。わずか24戸の小規模マンションだが、修繕積立金が約5000円となっている。将来の修繕積立金は約3倍まで値上げされることになると思う。マンション価格は8000万円を超えているが、アッパーミドル層は買わないと思う。共働き世帯からの需要はあるかもしれない。
コスト パフォーマンス 3	築2年のマンションであり、資産価値は新築当時と比べて約10％上昇している模様である。しかし良質とは言えない物件であるため、資産価値は上がりにくいと考えられる。