マ・トール鹿浜ライフスクエアのマンション評価

オススメの対象属性

DINKS

このマンションの最も良い点

住戸設計のバランスは良い。2つの個室は、両方とも6畳の広さである。

このマンションの最も悪い点

月額の修繕積立金はわずか約5000円である。管理組合は長期修繕計画を把握していないと推測できる。もしくは積極的に財政管理を実施する意欲がないと推測できる。

評価詳細

住戸設計 4	見学した住戸の間取りは2LDKで、広さは60㎡。リビングルームは11畳で、隣の洋室は6畳。共用廊下側の洋室も6畳。住戸設計のバランスは良い。
住戸環境 3	南東向きの住戸を見学したが、周辺は戸建て住宅が多いため、採光条件と眺望は良好である。6畳1室は共用廊下に面しており、プライバシーを守るために、室内では大きな音量でゲームをしにくい。
使い勝手 3	キッチンと洗面室、トイレは近接して配置されており、生活動線には配慮されている。浴室には追い炊き機能が設置されており、浴槽の脇には手すりがついている。高齢になって足腰が弱っても、安心して入浴できる。見学した住戸はリフォームされており、内装はきれいだった。
共用部分 3	日勤で管理人は常駐しており、共用部はきれいに清掃されている。月額の管理費は約9000円であり、適正価格。エントランスにはオートロックやモニター付インターホン、宅配ボックスが設置されている。駐輪場は屋外にあり、2層式となっているため雨の日は不便。また、規模の大きい機械式駐車場があり、維持費が管理組合にとっては負担となっていると推測できる。
周辺環境 2	江北駅から徒歩24分の荒川沿いに立地している。荒川が氾濫した場合は、5メートルの高さまで浸水被害に遭う可能性がある。駅から徒歩5分圏内にスーパーのベルクス、ホームセンター、ビックカメラがあるため買い物は便利。なお、駅周辺に東京女子医大附属足立医療センターがあるが、現在、東京女子医科大学は経営の迷走が甚だしく、多くの医師が退職しているらしい。いまは、この病院に受診すべきではない。
総合評価 1	エス・シージャパンという会社が分譲したマンションらしい。住戸内仕様については満足度が低い。また、月額の修繕積立金はわずか約5000円であり、安すぎる。管理組合が財政管理を実施できていないと感じる。水害リスクについても脅威を感じるため、この物件を購入したいとは感じない。
コスト パフォーマンス 2	築16年のマンションであり、資産価値は新築当時と同じ水準を維持する模様である。しかし水害リスクが驚異的であることから、資産価値が上がる可能性は低い。