サンウッドフラッツ新宿四谷三丁目のマンション評価

オススメの対象属性

DINKS

このマンションの最も良い点

山手線の内側で地下鉄もJRも使える利便性のよい立地であること。

このマンションの最も悪い点

ナロースパンで使い勝手がわるい非効率な間取りが多いこと。

評価詳細

住戸設計 2	地上14階建て総戸数37戸(共同住宅36戸、店舗1戸）の小規模マンション。専有面積33.22㎡ ～ 63.42㎡の1DK～2LDKでシングルやDINKS向け。間取りは全戸角住戸で行灯部屋がないのはよいのだが、とにかくどの間取りもどの部屋も細長い印象。さらに柱の食い込みもあるので、必ず家具配置をイメージしながらプランを選んだほうがよい。
住戸環境 2	北と東が接道するものの、角は既存の建物が残るL字型の変形敷地。東側は大通りのため日当たりに支障はなさそう。プライバシー面では玄関前にアルコーブがなく隣接する住戸の扉位置がかなり近い点が気になる。
使い勝手 2	住戸設備に関しては、床暖房はあるがトイレ手洗いカウンターはなくタンク式トイレとなっているなど、かなりシンプルな印象。収納は専有面積に応じてとなるが、全体的に大型収納は少なく小さめ。
共用部分 3	建物デザインは、3〜4階ごとに区切りとし、その区分ごとに色味の異なる木調ルーバーを配置し、デザイン性とプライバシー性を配慮した個性的な設計となっている。エントランスは道幅の狭い北側に設けられており、間口も狭く、こじんまりとしているが、セットバックして植栽とライティングを施してシンプルにならないよう工夫しており悪くはない。
周辺環境 4	東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目」駅徒歩6分、JR・中央総武線「信濃町」駅徒歩6分、都営大江戸線「国立競技場」駅徒歩10分。山手線の内側なので都内アクセスはよい。買い物に関しては、丸正総本店徒歩6分、ビオセボン徒歩7分、まいばすけっと徒歩8分など複数の選択肢があり便利。新宿御苑徒歩12分で緑が多い環境であるのはよい。
総合評価 3	既存の建物が残るためL字型の一部な敷地になった影響が大きく、ナロースパンの間取りで使い勝手がわるそうなのが気になる。さらに住戸設備もコストコントロールしており、居住性が今一歩である点が残念。また向かい側は宗教施設になるのも気になる。
コスト パフォーマンス 2	第2期販売で33.22m²～63.42m²が6,330万円～13,480万円で平均坪単価660万円台。利便性の高い立地を考えれば致し方ない価格ではあるが、間取りや設備の微妙さを考えると価格に対する満足度や納得感が低い。