アデニウム学芸大学のマンション評価

オススメの対象属性

その他

このマンションの最も良い点

地下駐車場とエントランスロビーとエアコリドー。

このマンションの最も悪い点

間取りと設備・仕様・質感の低さ。デベロッパーの姿勢。

評価詳細

住戸設計 1	ほぼ全ての住戸が開口間口の狭い羊羹切りの田の字型プラン。開口部と逆側の部屋は開放廊下に面した窓があり、廊下側がかなり暗く昼間でも照明が不可欠。南か東に面した開口部はただでさえ狭いにも係らず、リビングと洋室２室にセパレートされてかなり窮屈。4帖台の部屋を擁するプランも多い。
住戸環境 2	開放的でにぎやかな環状７号線でゆっくり走る車の流れを２４時間３６５日楽しめる南面は眺望が抜けていて日照も抜群。東側は日照・眺望ともに乏しいが住宅街を向いているためわりと静か。
使い勝手 2	狭い玄関に狭い廊下に狭いバス。ディスポーザーもタンクレストイレもペアガラスも不採用で建材や建具も細身で薄くて質感が低い。昨年の９月に竣工した物件なので最先端設備は期待できないとは言えあまりにも寂しい設備。敢えて誉めるとすればダウンライトとトール型下足入れと床暖房、モニター付オートロックなど。
共用部分 3	55戸に対して40台分確保された地下駐車場は雨に塗れずにエレベーターで住戸にアクセスできる設計。エレベーター内部モニターが付いているのも良い。共用廊下はライトコートで採光を取り入れるため割りと明るい。フロントサービスが提供される管理体制の割りに管理費も安い。だが質感があまりにも・・・
周辺環境 2	駅徒歩表示は15分ながら実際は信号待ちなどで徒歩20分前後と最寄駅が遠く、南側は交通量の多い環7であるがクルマ中心のライフスタイルの方には合っている立地。スーパーは環7を渡って300ｍだが、公園や商店街なども遠く生活至便な環境とも言えない。
総合評価 2	設備や仕様は一昔前だが旧価格なので妥協できる価格設定・・・のはずなのですが、設備や仕様だけは据え置きのまま価格だけ改定されてしまっているようです。
コスト パフォーマンス 2	401号室は80.99㎡で8890万円（＠362万円）、広いルーフバルコニー付の604号室が1億840万円（＠371万円）となっております。確かに分譲マンションの相場価格が上がっていますから価格改定も当然です。しかしどうして竣工後にこれらの部屋を販売することになったのかその理由を考えるべきではないでしょうか？