ディアステージ浮間公園リバーシアのマンション評価

オススメの対象属性

ファミリー

このマンションの最も良い点

南東向きの上層階の住戸であれば、荒川を一望できる。眺望が素晴らしい。

このマンションの最も悪い点

荒川の堤防沿いに立地している。堤防が決壊すれば、1階や2階の住人は生命の危険に晒されるし、車は水に浸かって廃車となる。

評価詳細

住戸設計 1	見学した住戸の間取りは3LDKで、広さは70㎡。リビングルームは12畳、和室は5.5畳、洋室は6.2畳と5畳という構成。しかし和室はベランダに面しておらず、リビングルームと一体化して使用せざるをえない。住戸設計のバランスは良くない。
住戸環境 3	ほぼ南東向きの住戸を見学したが、ベランダ正面に団地があるため、一部の住戸を除いて日照条件は良好である。中層階以上の住戸であれば、荒川を一望できる。2つの洋室は共用廊下に面しており、プライバシーを守るために、室内では大きな音量で音楽を聴くことはできない。
使い勝手 3	キッチンと洗面室、トイレは近接して配置されており、生活動線には配慮されている。キッチンはベランダに面しており、調理の匂いを外に逃がしやすい。浴室には追い炊き機能が設置されている。また、浴槽の脇には手すりがついており、転倒防止対策がとられている。和室には押入れがあるため、真夏の季節に布団などを収納できる。しかし、システムキッチンは濃いブルーカラーとなっており、人によっては目にきついと感じると思う。
共用部分 3	管理人は日勤で常駐している。月額の管理費は7500円であり安い。エントランスにはオートロックやモニター付インターホン、宅配ボックスが設置されている。建物内や屋外に機械式駐車場がある。しかし、7階建てマンションだが、エレベーターは1基しかない。
周辺環境 2	浮間舟渡駅から徒歩9分の荒川沿いに立地している。このため、荒川が氾濫した場合は、このエリアは5メートル以上の高さまで浸水被害に遭う恐れがある。駅周辺にスーパーのマルエツ、ドラッグストア、コンビニなどがある。また、徒歩7分の場所に広い浮間公園があり、子供を遊ばせることができる。そして車で13分の場所に東京北医療センターがある。
総合評価 1	総戸数が44戸のマンションである。やや小さい規模のため、すでに修繕積立金は約16700円となっている。今後、修繕積立金はさらに増えていく可能性が高い。仕様については満足度が低い。また、年々、豪雨が降る時は雨量が増えているため、荒川の堤防といえども決壊しないとは言い切れない。購入需要は限定的だと考えられる。
コスト パフォーマンス 3	築20年のマンションだが、資産価値は新築当時と比べて約20％上昇している模様である。しかし、数年後から北区の人口は減少トレンドに入る可能性があるため、さらには資産価値は上がりにくいと考えられる。