アーバンビュー市川大野のマンション評価

オススメの対象属性

ファミリー

このマンションの最も良い点

すべての個室が6畳以上の広さである。家族全員が窮屈な思いをしなくて済む。

このマンションの最も悪い点

築14年だが、すでに管理組合が資金繰り難に陥っている。おそらく管理組合が予算外支出を繰り返してきたのだと推測できる。

評価詳細

住戸設計 4	見学した住戸の間取りは3LDKで、広さは88㎡。リビングルームは18畳で、洋室は6.7畳と6.4畳、6.3畳という構成となっている。狭い個室がなく、すべての個室が広い。満足度の高い住戸設計だ。
住戸環境 3	南西向きの角住戸を見学したが、ベランダ正面には低層の事業所やドラッグストアがあるため、採光条件と眺望は良好である。6.3畳の洋室は共用廊下に面しており、プライバシーを守るために、室内では大きな音量でゲームをできない。
使い勝手 4	キッチンと洗面室、トイレは近接して配置されており、生活動線には配慮されている。リビングルームに床暖房、キッチンに食器洗い乾燥機、浴室に追い炊き機能が設置されている。築14年が経過するが、内装からは古さを感じない。
共用部分 3	平日は管理人が常駐しているらしい。月額の管理費は16000円であり、高額だ。エントランスにはオートロックや宅配ボックスが設置されている。また、全住戸にトランクルームが割り当てられているらしい。駐輪場は屋外にあるが屋根はついている。しかし2層式となっており、ママチャリを停めにくいと感じる。また、駐車場入口にはゲートが設けられているため、深夜に車を盗まれることはない。
周辺環境 2	市川大野駅から徒歩20分の場所に立地している。東京都心への通勤については不便である。また、周辺は農地が多く、夜は暗い。徒歩3分圏内にスーパーのマルエツとドラッグストアがあるため、雨の日でも買い物には困らない。なお、豪雨が降った場合は、周辺エリアで内水氾濫が発生するようだ。
総合評価 3	アーバンコーポレーションが分譲した中間層向けマンションである。しかし仕様については不満はない。ただし、総戸数が44戸と中規模なため、月額の管理費と修繕積立金の合計額は約37000円と高い。この金額では、中間層は負担感が大きい。中間層からの購入需要は、限定されると思う。
コスト パフォーマンス 2	築14年のマンションであり、資産価値は新築当時と比べて約15％下落している模様である。このエリアは人気が低い。また、農地が多いことからマンション供給用地が余っている。このため資産価値はさらに下落する可能性が高い。