グランシャルム土浦レイクサイドのマンション評価

オススメの対象属性

ファミリー

このマンションの最も良い点

住戸設計のバランスは良い。すべての個室が6畳以上のため、家族全員が窮屈な思いをせずに生活できる。

このマンションの最も悪い点

食品スーパーが土浦駅東側エリアにない。きわめて不便な日常生活を送らねばならない。

評価詳細

住戸設計 4	見学した住戸の間取りは3LDKで、広さは69㎡。リビングルームは10畳で、隣の和室は6畳。共用廊下側の洋室は6.1畳と6畳という構成。すべての個室が6畳以上となっており、満足度の高い住戸設計である。
住戸環境 3	南西向きのマンションであり、周辺は戸建て住宅しかないため、日照条件と眺望は良好である。2つの洋室は共用廊下に面しており、プライバシーを守るために、室内では大きな声で会話しにくい。
使い勝手 3	キッチンと洗面室、トイレは近接して配置されており、生活動線には配慮されている。和室があり、押入れがある。このため布団や毛布の収納スペースは十分である。浴室に追い炊き機能が設置されている。また、浴槽の脇には手すりがついており、転倒防止対策がとられている。築16年の物件のため、内装からは、少々古さを感じる。
共用部分 3	管理人は日勤で常駐している。月額の管理費は約9000円であり、適正価格。エントランスにはオートロックやモニター付インターホン、宅配ボックスが設置されている。機械式駐車場があるが、頻繁に故障しやすいらしい。つまり管理組合の修繕積立金会計にとっては、デメリット要素だ。駐輪場は道路際にあり、自転車を盗まれやすいと感じる。
周辺環境 1	土浦駅東口から徒歩15分の霞ヶ浦沿いに立地している。このため、霞ヶ浦が氾濫した場合は、このエリアは最大3メートルの高さまで浸水被害に遭う可能性がある。駅西口の近くに土浦市役所やスーパーのカスミなどがある。このため買い物環境は良くない。また、車で15分圏内に規模の大きな中核病院はない。
総合評価 2	総戸数が56戸の中間層向けマンションである。住戸内設備についての満足度は低い。霞ヶ浦沿いに立地しているが、ベランダは霞ヶ浦とは逆方向に向いている。つまり眺望を楽しめる物件ではない。生活利便性も良くはないため、購入需要は少ないと思える。
コスト パフォーマンス 2	築16年のマンションのため、資産価値は新築当時と比べて約30％下落している模様である。立地の悪さなどを勘案すると、さらに資産価値は下落すると推測できる。