フロントシティ南流山のマンション評価

オススメの対象属性

ファミリー

このマンションの最も良い点

住戸設計のバランスは良い。すべての個室が6畳以上という点は、稀有だと思える。

このマンションの最も悪い点

総戸数がわずか22戸である。管理組合の財政基盤は貧弱であり、将来、管理組合が資金繰り難に陥る可能性がきわめて高い。

評価詳細

住戸設計 4	見学した住戸の間取りは3LDKで、広さは71㎡。リビングルームは14畳で、隣の和室は6畳。共用廊下側の洋室は7畳と6.2畳という構成となっている。すべての個室が6畳以上であり、住戸設計のバランスは良い。
住戸環境 3	南南西向きの角住戸を見学したが、周辺は戸建て住宅しかないため、3階以上の住戸であれば採光条件と眺望は良好である。2つの洋室は共用廊下に面しており、プライバシーを守るために、猛暑の季節でも窓を開けることはできない。
使い勝手 2	キッチンと洗面室、トイレは近接して配置されており、生活動線には配慮されている。浴室には追い炊き機能が設置されている。築15年の物件であり、内装からは少々古さを感じる。
共用部分 3	管理人は日勤で常駐している。月額の管理費は約13500円であり、高い。エントランスにはオートロックやモニター付インターホン、宅配ボックスが設置されている。建物内に2層式駐輪場がある。また、敷地内に平面式と機械式の駐車場がある。
周辺環境 1	南流山駅から徒歩16分程度の場所に立地している。このため雨の日の通勤は不便だ。自転車で10分圏内に複数の食品スーパー、ドラッグストア、銀行がある。また、隣駅の駅前に東葛病院があり小児科もあるため、利便性が良い。しかし、江戸川が氾濫した場合は、このエリアは3メートル以上の高さまで浸水被害に遭う可能性があり、立地は悪い。
総合評価 1	総戸数がわずか22戸の中間層向けマンションである。このため、将来、管理組合が資金繰り難に陥ることは確実と言える。仕様についての満足度も低い。さらに、水害リスクもあり、駅から遠い立地にあることから、購入判断をしにくい物件だ。
コスト パフォーマンス 2	築15年のマンションであり、資産価値は新築当時と同じ水準を維持する模様である。しかし立地が悪いため、今後、資産価値は下落していくと推測できる。