標準的な階数別価格差
標準的な階数別価格差とは
同じ建物、同じマンションにおいて、2階の住戸と10階の住戸では、同じ広さであっても価格が違う場合が多くあります。そして私たちは、2階の住戸よりも10階の住戸のほうが価格が高いことを感覚的に知っています。
では、2階と10階の価格差が、どのくらいであれば妥当な価格設定であるといえるのでしょうか。
「標準的な階数別価格差」は、この階数の違いがどの程度価格に反映されているのかを、統計的に算出した、住まいサーフィン独自の指標です。
以下に、平均的なモデルケースを作成しました。
こうしてみると、1階と2階の価格差が最も大きい。上の階ほど価格は高くなるが価格差は縮小していく傾向にある。最上階は特別感のある価格設定になっていることが分かります。
(表1)最上階でない場合の価格差:14階建てまでのマンションで最上階「以外」の階数別の標準的な価格差
(表2)最上階の価格差:最上階は1フロア下と比較すると、3%高い
(表3)最上階が14階の場合の価格差:14階建てのマンションの場合の例。13階までは表1が適用され、最上階の14階は、13階の価格+3.0%となる
例外的なケース
上記の平均的な価格設定のケースが当てはまらない、例外として、以下のものがあげられます。
- 日照・眺望条件が一般的でない場合
- 1階住戸に庭や専用駐車場などの付帯便益がある場合
- 上層階がペントハウスなどの仕様の違いがある場合
- ルーフバルコニーなどの仕様の違いがある場合
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