秋田県鹿角市にお住まいの先輩ママに、3歳のお子さんが公立認可保育園に入園した際のことをお話していただきました。
子供も入園を心待ちに
両親と同居でしたが、農業をしている義母に面倒をみてもらうわけにはいかなかったことと、小学校に上がる前に集団生活に慣れるためには保育園での経験は必要と考えました。保育園が公立だったためか、入りやすいと思いました。入園の前年、園で夏の夕涼み会があり、花火をしたり夜店ごっこで楽しく過ごす機会もあったので、子供本人も保育園に入るのを楽しみにしていました。募集期間内にしかるべき手続きさえきちんとすれば入園は問題なかったと思います。全国的に問題となっているような待機児童もほとんどいませんでした。入園までに「自分の名前が読める・書けるようにしておいてください」というのが唯一の課題でしたが、何とか入園間際にクリアすることができました。
仕事を理由に役員を断る親に疑問!
先生たちも公務員ですので、平日に保護者会があるのは仕方ないことと理解し、有給を取るようにして出来るだけ出席するようにしました。ただ、園の統廃合があり、未満児(0歳児)から受け入れるマンモス保育園に移った際は、子供本人も私たち親たちも行事の実施方法など様々な点で面食らうことが多かったように思います。また、感染症によくかかりました。ただ、学校に上がるまでにひととおりの感染症を経験することは、むしろ必要なことと先輩のお母さんたちから聞いていたので、いた仕方ないと思っていました。最も困ったのは役員改選の際、やむに已まれず役員をお願いしたい旨の電話をかけたとき、「私は仕事があるので出来ません」とバッサリ断られたこと。フルタイムでもパートでも「仕事」をしている人の方が多いなかで、「仕事」を断る理由にするのはいかがなものかと思いました。自分の子が園で普段どんなふうに生活しているのか知るのは親の義務ではないかと強く思ったものです。
先生に子供の様子をどんどん聞いてみよう
子供にとっては恐らく人生で初めて「集団生活」という経験をする場所になります。先生たちは日々、些細な事もちゃんと見ていてくれていますので、任せっきりにすることなくどんどん子供の様子を聞いてみましょう。時には自分の子供の成長に驚くこともあります。また、普段の日でも、事前に連絡して園に足を運ぶ時間を作れば先生とも話をすることができます。(どうしても保護者会に出られない時、私はこうしていました)