東京都中央区にお住まいの先輩ママに、1歳のお子さんが公立認可保育園に入園した際のことをお話していただきました。
苦情を言うと役所の態度がコロッと変わる!
子供をもっても社会で自分の力を発揮し続けたいと思っているので、保育園を利用して働きたいと思っていました。保育園に入る条件としては正社員という最高点だったにもかかわらず、「兄弟がいる子を優先的に処遇する」特例の1点が足りなかったことで、第1希望の保育園には入れず、第2希望の保育園になりました。その後保育園を転園したくて、第1希望だった保育園への希望届を出し続けていました。ところが、2年目の連絡がなくこちらから区役所に問い合わせたところ、「2年目の転園希望にさしかかった場合に再提出しなくてはいけなかった書類が出ていなかったから、転園希望は白紙になっている」とのこと。ですが、転園手続きの書類には区役所が言ったような文書が書かれていなかったため、夫とともに区役所に苦情の申し入れをしたところ、「やっぱり転園できます」と役所の態度が変わる通知書が届きました。こうした役所の対応に疑問が残ります。
無料だった延長保育が有料に変わるなんて!
保育園の制度がこれまでと変わってしまいました。これまでは延長保育の申請をしておけば無償で延長保育を受けられたのに、延長保育に料金がかかるようになり、1回500円徴収されるようになりました。しかも数分お迎え時間が遅れてしまった時にも500円を徴収されるようになり、ビジネスライクな冷たい保育園に変わってしまったと感じました。また、人間性に問題がある先生がいたことにもショックを受けました。かなりベテランだったのですが、毎日記入してくれる連絡表に思いを込めずに書いてくるので、おそらく子供への接し方もあまりよくなかったのだと思います。実際子供たちは怖くて寄り付きませんでした。どうしようか困っていると、同じように困っているママ友達が園長先生に直訴したそうで、早々にその先生が転勤となってくれました。
自営が多い地域は激戦区になる!?
自営業の場合は自分で勤務証明を作成することができるため、ほとんどお手伝い状態の母親が実態のない勤務を記入して保育園入園を狙っています。区の職員が調査するとはいえ見破ることは難しいですので、自営が多い地域は入園競争が激しくなる場合があります。