東京都葛飾区にお住まいの先輩ママに、0歳のお子さんが公立認可保育園に入園した際のことをお話していただきました。
標準世帯が両親と子どもは、もう時代遅れ?!
子どもを預けられる親族が身近に居なかったためです。また、収入面でも働いて園に預けた方がプラスの面が多かったから。保育園は、入りやすいと感じました。第一希望の園には欠員がなく、申し込みができませんでしたが、ほかの園にすぐに入園できました。いわゆる「保活」というものは経験せずに済みました。我が家が特別なのではなく、このエリアでは多くの家庭で同じ様な状況だったと思います。子育てに関する区のサポートは、比較的充実しているとは思いますが、標準世帯を未だに父母と子どもがいる世帯と想定し、プランが作られている点に疑問を感じます。SDGsが世の中でうたわれている今、どのような家族構成でも子育てしやすい環境を作っていってほしいですね。
コロナ対応は行き過ぎと感じることも…
思いのほか、フルタイムの方だけではなくショートパートといわれる方が大勢いらっしゃいました。園生活全般では、保護者同士のお付き合いも適度にあり、楽しく通えたと思います。ただ、公立園の方針なので一概に良くないとは言えませんが、コロナに関する制限が多すぎたと思います。マスク着用やパーテーションの使用など、子供の安全を守る点では理解できますが、行き過ぎな印象もありました。またコロナのため、先生方と保護者とのコミュニケーションがとれにくくなったと思います。先生にはもう少し積極的にコミュニケーションを取る意識を持ってほしかったです。大変だったことは、朝登園した際に毛布カバーを保護者がかけていかなければならないこと。良かった点は、仕事が休みの時でも子供を預けられたことです。入園前の準備は、洋服に名前をきちんと書いておくことが大切だと思いました。朝登園してから持ち物にあわてて名前を書いて出掛けることが何度かありました。
息抜きは、好きな布地を使った手作りのバック!
息抜きは、好きな布地を使ってミシンでバックなどを縫ったこと。手作り品なので、お友達のお子さんに巾着やシューズケースを作ってプレゼントすると、とても喜んでもらえました。パートナーについては、 忙しくて家事や育児ができないのはわかりますが、もう少し労いの言葉をかけてくれたり、いたわる気持ちを持ってほしいと思います。保育園に通わせることは大変な事もありますが、子どもは今までにはない経験がたくさんできると思います。何事も臆せず前向きにとらえれば、楽しく過ごせるのではないでしょうか。