東京都青梅市にお住まいの先輩ママに、1歳のお子さんが公立認可保育園に入園した際のことをお話していただきました。
エリア内には待機児童も少ない印象
家計のため仕事を辞める選択肢は取れませんでした。また、正社員という座は、なんとしてでも死守したいと考えていました。保育園は個人的には入りやすいと感じました。理由は2点あります。1点目は1歳児クラスで、第一希望の保育園に入れたからです。2点目は、応募状況を見てみると、全体的に待機児童というものがあまり多くない印象をもったからです。行政の良かった点は、アポ無しで保育園の相談に行った際、迷惑がらず相談に乗ってくれた点。悪い点は特にありませんが、強いて言えば募集情報案内が分かりにくい点だと思います。
細かい規定があるから、入園準備は説明会後に!
延長保育で20時まで預かってくれますが、実際は延長保育を利用している保護者がほとんど居なくて、延長保育をお願いするのが後ろめたい気持ちになりました。1人の園児のために保育士さんの労働時間が長くなってしまうので、申し訳なく思ったからです。困ったことは、「親が体調不良で会社を休む場合は、子供も保育園を休ませてください」と強く言われたこと。就労のため、保育をお願いしているのは承知の上だと思いますが、親が病気で寝たきりの状態で自宅保育をするのは無理があります。一日寝ていれば治るような病気でも、結局自宅保育で寝ることすらできず、なかなか快復しなくて辛い思いをしました。園の良い点は、育児で困ったことがあったらいつでも相談に乗ってくれる点。子供に対しても保護者に対しても、いつもニコニコと穏やかに対応してくれ、安心して保育をお願いできます。また、担任以外のどの先生でも、子供の顔や名前、保護者の顔、子供の体調、自家用車の車種を把握している点は、いつも感心します。悪い点は、感染症対策として「送迎時は保護者同士の会話は最小限にし、速やかに帰宅してください」と貼り紙がありますが、それを無視している保護者に対して注意しない点です。良いルールは、誰かを特別扱いすることなく、皆平等に登園禁止なら登園禁止と、はっきり提示していること。悪いルールは、親が病気で自宅保育が困難な状況でも、登園禁止と突っぱねられる点です。入園に関する説明会以前に色々準備してしまいましたが、いざ説明会で用意するものを教えられたときに、タオルの大きさが1センチ単位で指定があったり、アップリケは全部同じものでと指定があったり、細かい指定があったために買い直したことがあります。説明会までは何も準備しない方が結果良いということを知りました。
お互いにやれることをやることが大切
私の息抜きは、2つあります。1つ目は少し早起きして、丁寧に珈琲を淹れること。2つ目は普段より少しだけ高いシャンプーやヘアオイルを使って、癒されることです。完全に一人の時間を何時間もとることはできないので、毎日の生活の中で少しだけ贅沢で気持ちをリラックスさせる時間を設けるようにしています。夫の良い点は、毎朝の送りを日替わりで分担してくれること。また、風呂掃除や布団を畳む作業をやってくれているので、助かっています。ただし、風呂掃除以外の掃除、料理、保育園の支度や書類関係は全て私なので、もう少しやってほしい気持ちはあります。改善点は、夫は料理が全くできないので、せめてうどん程度は作れるようになって欲しいです。完璧を目指すといつかは自分や夫婦関係が崩壊します。パートナーがいる方は二人三脚で「お互いできるところはやろう!」という助け合い精神が大事だと思います。どうしても「こんなに私はやってるのに(怒)!」という気持ちが芽生えやすいのですが、そういう気持ちになってしまうと喧嘩に発展し、いつも後悔しています。