東京都品川区にお住まいの先輩ママに、1歳のお子さんが公立認可保育園に入園した際のことをお話していただきました。
「育休明け入園制度」を利用!
フルタイム勤務中、育休を取っていたので、復職する必要がありました。産休前に切迫流産で休んでしまい、迷惑をかけたので、会社に恩返ししたかったというのもあります。保育園は、入りやすいと感じました。「育休明け入園制度」という、生まれてから一年後の育休明けに入園を予約できる区の制度があったので、ダメ元で申し込んだのですが、うまくいきました。役所に保活や復職へのプランについて相談できる場所がありました。相談に行けたのは良かったのですが、説明が難しく、書類も多くて、これでは理解できない人も多いのではないかと思いました。ただ、育休明け入園制度は良い制度だと思います。
園長の意思が絶対の方針が嫌!
保護者の用事やリフレッシュなどでは一切預かってくれない保育園でした。何かを相談しても園長がダメと言ったらダメ、とにかく「園長に訊いてみます」のパターン。子育て支援や子どものためになっていないと感じました。困ったことは、帰宅してから寝るまでの時間がバタバタ過ぎて、家事をする余裕がなくなってしまったこと。家の中が散らかり、食事を外で買うことも増え、ストレスが溜まりました。先生については、子どものことをすごくよく見てくれ、クラスが違ってもいつも声をかけてくれたり、園での様子を伝えてくれる先生がいて、嬉しかったです。良くないと感じたルールは、保護者の用事やリフレッシュなどでは一切預かってくれず、用事の時間だけ預かるなど融通がきかないこと。そのために子どもが行事の練習に出られなかったり、保護者が仕事だと嘘をついて預けたりするなど、全く子どものためになっていないのが実態です。入園前に「育休明け入園制度」があり、「宝くじに当たるくらいの確率だけど、一応出したほうがいい」と言われて出したら、運よく入園できました。ただ、もっとよく調べて、別の園も選択肢に入れれば良かったなと後悔しています。
希望の園に入れる世の中であってほしい!
仕事の帰りに駅ナカをプラプラしたり、夜子どもが寝た後に友達と飲みに行くのが楽しみでした。夫も普通に家事育児をする人なので、休みの日などもわりと普通に遊びに出掛けています。我が家は夫が家事も育児もよくやってくれているので、妻としては何の不満もありません。生後すぐからオムツ替えや夜中のミルクも夫の仕事でしたし、保育園に入ってからも送りは夫だけ。今は夫が在宅勤務なので、夫の方が多く家事をやっています。夫が得意なことは夫に任せ、それ以外を自分がやるとちょうどいいバランスになるような気がします。保活では、見学に行って、「ここに預けたい!」と思った園にだけに希望を出すことをおススメします。そしてその希望が通る世の中であってほしいです。それが保育の質向上にもつながると思います。