兵庫県神戸市兵庫区にお住まいの先輩ママに、1歳のお子さんが認定こども園に入園した際のことをお話していただきました。
行政担当者の良し悪しに左右されるのが不快
元々子どもが生まれても働くつもりでフルタイム勤務をしていて、育休後復帰が決まっていました。子どもを2人育てる上で共働きは必須でしたし、親もまだ働いていました。住んでいるところが便利なこともあり激戦区とは聞いてはいましたが、一番駅に近い園はまず待機になると言われました。フルタイム正社員でしたが、確実に入るなら4月入園だと言われました。子どもの月齢や自身の体力回復を考えて6月入園にしました。第一子のときはまだスムーズでしたが、第二子のときは通っている園が大人気だったこともあり、兄弟加点があるにもかかわらず1ヶ月待機になりました。同じように兄弟加点のあるパート、自営の方は、下の子が別の園になった方もいました。第一子の時の区役所の男性担当者は、本当に人ごとな感じでこちらが聞かないと詳しく教えてくれませんでした。職場に近い人は区をまたぐので自分で行かなくてはいけないのですが、投げやりなことをたくさん言われとても不快でした。2度目に行った時に人事異動のタイミングだったようで担当が若い女性に変わっていました。その担当者は親身で説明もわかりやすく安心しました。子どもを連れての保活は本当に大変なので、担当の方の良し悪しで左右されるのがとても不快でした。
仕事以外の用事でも預けられるようにしてほしい
仕事の時しか預けられないので、上の子が小学校に上がってから上の子の行事などで土曜日預けたい時に断られました。土曜出勤で預ける時に仕事か確認されることもありました。保育園によっては大丈夫な所もあるそうで、先生によって対応も違ったことがありました。保育園の対応は良かったし、不満はありません。ただ、時短で延長保育なしで申し込んでいましたが、残業があったりして結局延長保育を申し込みました。在職証明書含め、残業のための延長保育も会社に書類を書いてもらわなくてはいけませんでした。私の会社、夫の会社含めなかなか書類を書いてもらえなかったので毎年ストレスでした。全体的に対応の良い園で、先生もとても良かったと思います。担任以外も子ども達のことを良く見てくれていて、ケアもとても細やかでした。離職される先生も少なく、長く働いている方が多かったです。卒園後もたまに出会うと担任以外の先生も覚えてくれています。ルール面では、基本仕事が理由でないと預かってもらえないのは不満でした。仕事以外での用事、例えば役所に行くとき、兄弟の参観、知人の葬儀なども多く子連れでできない用事なども多いので、国の制度でもう少し子育ての現状を考えてほしいと思います。園によって持ち物など決まりがあるので、入園時の説明を聞いてから揃えれば大丈夫です。ただオムツや持ち物の名前記入は必須なことが多いので、お名前スタンプを入園前から準備しておけば良かったなと思いました。特に毎日オムツに書くのは地味に大変でした。
共働き子育てに対しての職場の理解は重要
母や夫が見てくれることが可能な時は、2～3ヶ月に一度、友人と食事したりして子どものいない状況で過ごすことが息抜きになりました。夫は朝早く帰宅が遅いので、ほぼワンオペでした。園の送り迎えも全て私で、ごくまれに早く帰って来れるときなどに行ってくれるのですが、普段全く準備などもしていないため説明が大変でした。園からの呼び出しも勤務地の関係で私が対応していました。また、平日でないとできない役所や銀行関係の用事も全て私だったので、やはり仕事以外でも園に預かってほしいと思ったことが何度もありました。パートナーとの分担のバランスなどを良く考えて話し合うことが大切だと思います。また、働きながら園に通わせることはかなり大変なので、職場の理解度も重要です。私は2人目の入園後すぐに転職し、とても理解のある職場になったので、ありがたかったです。最初の会社は出産前から働いていて、私が育休も初めてだった会社だったのですが、元々バリバリ働いていたのでどうしても元の感覚で見られてしまっていました。残業があまりできないため休日出勤で対応するなど大変でした。自身の職場の理解は重要だと思います。
