長崎県佐世保市にお住まいの先輩ママに、2歳のお子さんが私立認可保育園に入園した際のことをお話していただきました。
認定こども園を運営する保育園にスムーズに入園
平日5時間のパート勤務ですが、通勤時間を入れると幼稚園で預かってくれる時間では間に合わず、自宅の近くに子供を預けられる親や知人もいないため保育園を利用しようと思いました。保育園に「入れないかもしれない」という心配はありませんでした。地方都市ということもあり、もともと、ニュースで耳にする「待機児童問題」はあまり意識したことがありません。「待機児童問題」を身近で感じたことがないため、陳情などの行動は何もしたことがありません。希望していた保育園は、私立の認定こども園が運営している保育園で、のちのち年少の年齢になれば、その認定こども園に入園することを前提に用意されているといった印象でした。
ただ、上の子が幼稚園年中の時に保育制度が変更になったため、その勉強会や講習会などには積極的に参加したほか、インターネットなどで自分なりに知識を得る努力をしました。それなりに理解を深めることができたので、慌てずに保育園選びができたように思います。
保護者の中心は、まだ専業主婦
もともと幼稚園を運営していた「認定こども園」ということもあり、参観日や保護者会などは平日に行われます。2号・3号認定でお子さんを預けているご家庭もたくさんありますが、まだまだ「専業主婦」のお母さん方が保護者の主体であることは変わりないようです。ただ、働いている保護者もたくさんいることを「1号認定」のお母さん方や先生方も理解されているようで、役員や行事の準備などは無理強いされません。また、病気になったとき兄弟がいるので病気がうつることは覚悟していますが、1週間近く続くと会社も休み辛く、精神的に追い込まれます。病児保育をやっている病院や施設が少なく、金額も高いのでパート勤めの収入では、利用することをためらってしまいます。
軽い気持ちで働き始めるのは危険!
情報収集はもちろんですが、「自分がどう働くか」をきちんと考えておくことが必要です。育休を取られていて、もとの職場に復職される方は別ですが、「パートでも始めようかな~」などの気持ちで保育園を申し込むと、保育園が決まっても生活自体が混乱し、子供への悪影響につながることがあります。よく考えてから行動することをおススメします。