湾岸リゾートライフのすすめ

このエリアのキーワードは再開発。ウォーターフロントとしてバブル期から注目され、1990年以降周辺の再開発がさかんに行われた。とくに2007年に竣工した芝浦4丁目の「芝浦アイランド」は有名。
また最近では、浜松町駅周辺で大規模な再開発が計画され、眺望の良いタワーマンションが建設されている。最寄り駅はJR浜松町、ゆりかもめの「日の出」。山手線が利用駅となることからエリアトップの利便性を誇る。

再開初地区ならではの眺望と環境の良さが魅力

芝浦の新築タワーマンションの購入を決めたFさん(会社員・妻と子供の3人家族40代男性)に話を聞いた。
「妻と私、お互いの職場に近い月島の賃貸マンションに住んでいますが、家賃は月25万円です。低金利のこの時代、このまま払い続けているのがもったいない気がして、マンションの購入を考えました。芝浦が気に入ったのは、まずは眺望です。全面にさえぎるものがない東京湾の景観が気に入りました。以前は月島でも水辺の景色が楽しめましたが、今は他のマンションが建ってまったく見えなくなってしまいました。芝浦の再開発にも期待しています。これから街が変わっていく姿が見られると思うとワクワクします。」
また、人口が増え続ける勝どきや豊洲と比べ、子供人口が少ないことから、このエリアの保育園環境は全般的に良好だ。

湾岸に住み続けることを決めたFさんに、このエリアの唯一の弱点と思われる地震と液状化について聞いてみた。
「東日本大震災のときは、確かに一部エリアで液状化があったという話を聞きました。ただ、水たまり程度の量で、大ごとにはならなかったし、もちろん条件が違う直下型地震が来たらわかりませんけど、どこにいてもそれなりのリスクがありますよね。なので、特別気にしていません。むしろ湾岸全体を考えると、美観と災害対策から電柱の地中化が進んでいますし、老朽化住宅が少ないので火災のリスクも低いと思いますよ」
意外なことに、災害に弱いというイメージはないようだ。

エリア特性として再開発を挙げたが、近くには新駅やリニアモーターカーで沸く品川もある。
芝浦では、47階建ての複合ビルが建設予定の「芝浦一丁目計画」が、浜松町東側の竹芝エリアでは、竹芝埠頭再開発や芝浦ウォーターフロント開発計画が進行中で、ホテル、オフィス、劇場などが入る26階建てのビル建設などが予定されている。開発後には、マンション価格の上昇も予想されるポテンシャルの高いエリアである。

「眺望と環境の良さが魅力」な芝浦、竹芝エリアの新築マンション

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