シュロス川口壱番館のマンション評価

オススメの対象属性

ファミリー

このマンションの最も良い点

周辺の保育園は、いずれも定員が100名を超える規模となっている。子供を保育園に入園させられる可能性が高い。

このマンションの最も悪い点

小規模マンションのため管理組合の資金繰り難が表面化している。おそらく数年後に、管理人を非常駐化させると思う。

評価詳細

住戸設計 3	見学した住戸の間取りは3LDKで、広さは59㎡。リビングルームが8畳で、隣の和室は6畳。共用廊下側の洋室は6.1畳と4.5畳という構成。4.5畳の個室が狭すぎるが、6畳以上の部屋が2室ある点は評価できる。
住戸環境 2	東向きの住戸であり、陽当たりは悪い。ベランダ正面には戸建て住宅が建ち並んでおり、4階以上の住戸であれば眺望は良い。2つの洋室は共用廊下に面しており、プライバシーを守るために、窓を開けることができない。
使い勝手 3	キッチンと洗面室、トイレは近接して配置されており、生活動線には配慮されている。浴室に追い炊き機能が設置されており、浴槽の脇には手すりも設けられている。高齢になっても浴室内で転倒しにくい。
共用部分 3	平日は管理人が常駐しているため、建物内の共用部分はきれいに清掃されている。月額の管理費は約1万円であり、適正価格。エントランスにはオートロックやモニター付インターホンが設置されている。
周辺環境 3	荒川の氾濫低地に立地するため、荒川の堤防が決壊した場合は周辺は冠水する。徒歩5分圏内の保育園の合計定員は約600人となっており、抽選に漏れる可能性は低い。徒歩5分の場所にスーパーのコモディイイダがあるため、買い物は便利。
総合評価 1	南鳩ヶ谷駅から徒歩13分の場所に立地しており、王子駅や飯田橋駅への交通アクセスは良い。しかし総戸数がわずか27戸のため、月額の管理費と修繕積立金の合計額が約28000円となっている。2回目の大規模修繕工事を実施したあとは、管理組合の資金繰り難が厳しい状態になると予想できる。
コスト パフォーマンス 3	築21年のマンションのため、資産価値は新築当時と比べて約30％下落している模様である。川口市街から離れた立地にあるため、資産価値が上昇する余地は小さいと考えられる。