ステイツ天王寺南門本清水のマンション評価

オススメの対象属性

熟年夫婦

このマンションの最も良い点

生活利便性はかなり良い。徒歩圏に、ショッピングモールや大学病院があるため一生、安心して生活できる。

このマンションの最も悪い点

わずか23戸の小規模マンションである。このため、今後、管理組合は深刻な資金繰り難に直面することになる。

評価詳細

住戸設計 1	見学した住戸の間取りは3LDKで、広さは71㎡。リビングルームは11畳、和室は6畳、洋室は6畳と5畳という構成。しかし和室はベランダに面しておらず、窓がない。リビングルームと一体化して使用せざるをえない。住戸設計のバランスは良くない。
住戸環境 3	東向きの角住戸を見学したが、日照時間帯は午前10時頃までとなっている。ベランダ正面は中学校の校庭となっているため、眺望は良好である。共用廊下に面する個室はないため、プライバシーは守られている。
使い勝手 2	キッチンと洗面室、トイレは近い場所に配置されており、生活動線には配慮されている。キッチンには小窓があるため、調理の匂いを外に逃がしやすい。浴室には追い炊き機能が設置されている。また、浴槽の脇には手すりがついており、転倒防止対策がとられている。築26年の物件のため、経年劣化が原因で、設備の故障が発生しやすいと思う。
共用部分 3	管理人は、週に3日（午前中のみ）勤務しているようだ。月額の管理費は13700円。エントランスにはオートロックやモニター付インターホン、宅配ボックスが設置されている。雨に濡れやすい場所に、平置きの駐輪場が設けられている。建物内に駐車場があり、入口にはシャッターゲートがある。
周辺環境 3	天王寺駅から徒歩5分の場所に立地している。隣に中学校があるため、校内放送などの音声が住戸内に聞こえてくる。また、寝屋川が氾濫した場合は、このエリアは軽微な浸水被害に遭う恐れがある。駅周辺には複数のショッピングモール、大阪公立大学医学部附属病院があるため、生活利便性は良い。
総合評価 2	野村不動産が分譲したマンションらしい。仕様については満足度が低い。東向きと西向きの住戸がある。総戸数はわずか23戸のため、今後は修繕積立金が大幅に値上げされる可能性が高い。ただし生活利便性はかなり良いため、とくに西向きの住戸については購入需要があると考えられる。
コスト パフォーマンス 2	築26年のマンションであり、資産価値は新築当時と同じ水準となっているようだ。小規模物件のため、今後は資産価値が下落する可能性があると考えられる。