レイシアコート平野長原のマンション評価

オススメの対象属性

ファミリー

このマンションの最も良い点

大規模マンションのため、管理組合の資金繰り状況は良好のようである。

このマンションの最も悪い点

大和川沿いに立地している。もちろん水害リスクを抱えている。

評価詳細

住戸設計 1	見学した住戸の間取りは3LDKで、広さは65㎡。リビングルームは13畳、隣の和室は4.5畳。共用廊下側の洋室は6畳と5畳という構成。和室が狭すぎる点が不満。住戸設計のバランスは悪い。
住戸環境 3	南向きの住戸を見学したが、ベランダ正面に大和川が流れているため、日照条件や眺望は良好である。2つの洋室は共用廊下に面しており、プライバシーを守るために、室内では大きな声で会話しにくい。
使い勝手 3	キッチンと洗面室、トイレは近接して配置されており、生活動線には配慮されている。ベランダにはスロップシンクがあり、大掃除をするときに便利である。浴室には追い炊き機能が設置されている。室内設備は簡素である。
共用部分 4	管理人は日勤で常駐している。月額の管理費は約7000円であり、安い。エントランスにはオートロックやモニター付インターホン、宅配ボックスが設置されている。敷地内に自走式駐車場があり、10台分程度の空きがあるようだ。また、駐車場の隣に広い駐輪場が設けられている。
周辺環境 2	長原駅から徒歩13分の大和川沿いに立地している。川が氾濫した場合は、周辺エリアは50㎝以上の高さまで浸水被害に遭う恐れがある。徒歩5分圏内に業務スーパーがや郵便局がある。また、駅周辺にはスーパーのグルメシティがあり、徒歩10分の場所にドラッグストアがある。しかし、車で15分圏内に規模の大きな中核病院はないようだ。
総合評価 2	名鉄不動産などが分譲したマンションである。2棟から構成されている。仕様については満足度が低い。総戸数は244戸と規模が大きいため、管理組合は将来にわたって資金繰り難に陥る可能性は低い。ただし良い立地とは言えないため、購入需要は限定的だと思われる。
コスト パフォーマンス 2	築15年のマンションであり、資産価値は新築当時と同じ水準を維持する模様である。このエリアの地価は、過去10年間の大規模金融緩和時代でさえ、ほぼ横ばいで推移していることから、今後は資産価値が下落すると考えられる。