熊本県合志市にお住まいの先輩ママに、0歳のお子さんが私立認可保育園に入園した際のことをお話していただきました。
条件を絞らずに応募したのが奏功!
上の子が寝たきりの障害児で近隣に親族がいないため、病院通いや付き添い入院など突発的な出来事にも対応しやすいように、下の子供を保育園に預けようと思いました。ですが、入園はとても厳しい状況だと感じました。私が住んでいる地区の待機児童数ランキングは、熊本の中でも上位に位置していることがわかり、また、よくよく調べたところ公立の保育園が一つもない市であるとわかりました。実際の児童受け入れは私立である保育園の采配が大きいため、市役所自体は大きな権限も無いようで、保護者は園との関係を一番大切にしなければなりませんでした。また、1歳児からではまず入園は厳しいと知ったため、まだ余裕のある0歳児クラスで入園することを決めました。希望の園も第12希望まで記入し、車で20分の距離でも送迎する覚悟で臨みました。実際は自宅から比較的近くの好条件の保育園から入園許可を頂けたので、どんな条件でも入園することに固執したことで、良い結果に恵まれたのではないかと感じました。
預かり時間の設定や平日行事など、働く身には厳しい面も
入園してから感じたのは、フルタイム勤務の方にはまだまだ厳しい預かり時間設定だということ。私も出産前はフルタイムでしたが、あのままフルタイムを続けていたらこの保育園では生活できなかったと思います。せめてあと1時間猶予があれば、正社員を続けられると思いますが、時短勤務を余儀なくされる環境です。結果、祖父母が園児のお迎えに来ることが多く、子育て世代を支え切れていない保育園というおかしな状況が生まれています。また、行事には多少なりとも保護者の参加が必要で、時には仕事を休んでのお手伝いなどがありました。働くための保育園で仕事を休ませてまでする行事には疑問を感じました。そういった行事本番の前日は可能な限り早くお迎えに来るようにとの連絡もあり、行事の度に職場への時短勤務依頼や休暇願を出すことになり、これが結構なストレスになりました。
園の特色を把握して!
保育園によってそれぞれの教育方針があります。のびのびと自由に、礼儀正しくなど特色を持つところも多いです。見学に行くことは園の雰囲気を知るうえでやはり重要ですし、園に顔を覚えてもらうためにも面倒くさがらず足を運ぶことが大切だと感じました。