東京都世田谷区にお住まいの先輩ママに、1歳のお子さんが公立認可保育園に入園した際のことをお話していただきました。
同じ条件の育休開けの同僚は認可に入れず
フルタイムの正社員で育児休暇を取得していたため、復帰のためには入園が必要でした。親は遠方に住んでおり、頼れる状況ではありませんでした。私は認可保育園に預けることができましたが、同じ職場で同時期に復職の人は認可には入ることができませんでした。母親の勤務条件は同じで、違うのは夫が会社員か自営かというところしか見当たらず、本当にちょっとした違いで認可に入れたり入れなかったりするんだなと感じました。子供が1歳半のタイミングでしたが、たまたま近くに1歳児クラスからの保育園があり、そのため定員がそこそこ多かったのもラッキーだったと思っています。入園活動としては、いくつか事前に見学に行きました。区が主催の保育フェアのようなイベントで複数の保育園の紹介が一度にされるような機会があったので、そこに参加しました。そういう機会に話を聞いた中で、1歳をすぎた4月での職場への復帰がタイミングとしては一番よいようだと考え、復帰時期を決めたのも良かったと思います。
病児保育は時間とお金の面で大変!
運動会などの行事は土曜日で、保護者会は平日の17:00くらいからの開催だったので、その日は少し早く仕事を切り上げるなど調整がしやすかったです。18:45分が通常保育のお迎え時間でしたが、多くの保護者はその時間に集中していました。想像と違った事というと、熱があるとすぐお迎えコールがあると聞いていたのですが、電話があってもお迎えに行けるのは17:00ぐらいになる、というとそれまで事務室のベッドで見てくれたり、思ったより融通を利かせていただけるんだなと思ったことです。
困ったことは、病気の時ですね。病児保育はタクシーで連れて行かないといけないようなところにしかなく、一度利用したものの、送り迎えにかかる時間やお金を考えると割りに合わなかったです。熱が出る前に、少しでも咳や鼻水が出たりすると、頻繁に耳鼻科に行っていました。仕事帰りにお迎えに行って耳鼻科に行って、買い物してご飯作って…というのはとても大変でした。
今から思うと、保育園は心強い存在
保育園への送り迎えなど大変ではありますが、子供が小学生になってから思うのは、毎日先生に子どもの様子を聞けて、給食もおやつの心配もなく長期休みもなく預かってくれる保育園は本当に心強くてありがたい存在だったなあと感じます。なかなか入園自体が厳しい環境にあるかと思いますが、きっとお子さんにあう園が見つかると思うので、諦めず頑張ってください。