神奈川県藤沢市亀井野にお住まいの先輩ママに、1歳のお子さんが公立認可保育園に入園した際のことをお話していただきました。
実家住まいのひとり親には厳しい面も…
ひとり親で働かざるを得ない環境であり、両親も働きに出ていて家族が見てくれる環境ではありませんでした。友達や知人にそういう頼み事ができる人がいなかったので、保育園を利用しようと思いました。保育園は、入りやすかったです。藤沢市ではシングルマザーを優先的に近くの保育園に入れてくれるようで、周りのひとり親の友達も皆同じ保育園に通えています。ただ、2次募集では第1候補の園への入園は出来なかったので、1年遅らせての入園となりました。行政は、ひとり親家庭には優しい傾向がありますが、実家住まいのひとり親家庭に対しては「自分の両親がいるでしょ?」とのスタンスであるため、まともな仕事に就けないというジレンマがあります。
子どもに必ず挨拶をさせる躾はステキ!
延長保育の時間が短く感じました。20時まで預かってくれる保育園の話を聞いていたので、想像とは違っていました。仕事は残業が多かったため、結局転職をする事になってしまいました。一番困ったのは、入園して半年は免疫が出来ていなかったためか、子どもが体調をくずして1週間に何度も呼び出され、まともに仕事が出来なかった事です。先生方はよく見てくれ、大きい怪我をした際にも病院に連れていってくれました。その後も私が働いている事も考慮してか、保育園で預かってくれ、とても助かりました。ルールとしては、挨拶を必ず子供にさせる先生の姿が素敵でした。行き帰りの挨拶時に名前とクラスを先生に伝えてから帰るのは、子供の成長も感じられて躾の部分でもとてもいいと思いました。入園準備では、保育園バッグが2つ必要な事をしらず、1つしか作成しなかったので、入園当日に急いで買いに行ったのが失敗でした。周りの子達は手作りの子が多く、ちゃんと確認すれば良かったなと後悔しました。
保育園のお陰で、昼の仕事に復帰できた!
親の仕事が休みで子どもを預けられる日に、友人や彼氏と出掛けたりして、1ヶ月に1、2回息抜きをさせてもらっています。子供がまだ3ヶ月の頃から働きに出ていて、その頃は保育園に入れて働くという考えがなく、夜中は親に子供を預けて仕事をしていたため、夜は仕事、昼間は子供の世話で寝不足と産後鬱状態になり、精神状態が安定せずに大変でした。保育園に預けられるようになり、昼の仕事に復帰してからは金銭面共に安定、精神状態も改善しました。ひとり親家庭の方であれば優遇してくれる都市への移住をする事が大事だと思います。また、兄弟共に入園できる保育園であれば、子供達も安心するのではないでしょうか。