東京都東村山市にお住まいの先輩パパに、0歳のお子さんが公立認可保育園に入園した際のことをお話していただきました。
転居先の子育て支援は充実
夫婦とも新宿エリアで正社員の会社勤め、預けられる親や知人は近くにいませんでした。また、出社前の7時台から預けられ、退勤後19時までやっている保育園を利用する必要性がありました。元々住んでいた町は待機児童問題を抱えていて、まず公立認可に入ることは困難でした。そこで、公立認可に入りやすい町、希望する要件を満たす保育園を探してから、通勤時間が余計にかかる現在の町に転居しました。入りやすさは都心に比べて格段に高かったように感じます。子育て世代の誘致をしているだけあって、若い夫婦・子育て世代への行政サービスは比較的拡充していました。情報発信が少なく自ら情報を獲得しに行かなければならないのはネックですが、子育て支援課の機能も年々拡充していってるので、子育てしやすい町に成長していると思います。
車での送迎がマストだったのがマイナス点
特に「違うな」と感じる点はありませんでしたが、期待以上に子供たちの自立性や自発性の教育指導に力を入れてくれていて、保育園以上幼稚園未満の教育をしてくれたことは満足でした。不満だったのは、駅からも自宅からも遠く、車での送迎の必要性がある保育園だったこと。しかも車送迎の家庭ばかりゆえに、保育園周辺が送迎時間帯は常に渋滞してしまいます。良かった点は、元々保育方針や周辺環境を優先して決めた保育園だったのですが、保育士さん・先生方が期待以上に子供たちの自立性や自発性の教育・指導に力を入れてくれたこと。ルール面では、第1子の親御さんと第2子以降の親御さんの「当たり前」の違いを緩和するようなルール化がなされていると良かったと思います。また、渋滞多発の車の送迎ルールがもう少し整っていると良いなと感じました。保育園に預ける親の悩むポイント・困るポイント・知っておくと得するポイントなど、先輩方の情報を事前に仕入れておけばよかったと感じることは多かったです。
送迎や家事は夫婦当番制を採用!
息抜きやご褒美として決めていたわけではありませんが、共働き子育てというのは、経済的な負担より、互いに背負うものや時間的制約のある中でのストレス蓄積が最大の敵。夫婦ともにゴルフ好きということもあり、共に息抜きは、ゴルフに行く事。打ちっぱなしの練習やゴルフ場のラウンドを定期的に入れるようにしていました。「ご褒美」は、子供と共に日帰りや1泊2日の軽旅行すること。送迎は、ウィークデー5日を妻3、夫2にした当番制としました。そして夕飯・風呂・寝かしつけまで、その日の送迎担当がそのままやる、という体制です。ただ、当番制だから全部という雰囲気でやってきてしまったこともあり、当番制の中での互いの得手・不得手に柔軟でなかったことは反省点です。そこを補完し合えればもっと良かったと思います。夫婦関係・親子関係・子育ての価値観・日常のルールについて夫婦で話し合っておくことは、保育園入園前にやるべき一丁目一番地だと思います。互いに負荷がかかるのは間違いないので、バランスとルールをある程度決めることで、互いの覚悟を固めておくと良いと思います。