東京都渋谷区にお住まいの先輩ママに、0歳のお子さんが公立認可保育園に入園した際のことをお話していただきました。
入園のためにはペーパー離婚もあり?
最低限の収入を自分で得ていないと主人に何かあったときに生活を守れないと思ったためです。今の時代専業主婦は怖いです。親族は遠方にいるので子育てで頼ることは出来ません。一方、入園は厳しい状況でした。それも年々難しくなっています。数年前は兄弟が既に入園していれば問題なく下の子も入園できましたが、近年はそれも難しくなってきました。一番有利なのは母子家庭なのでペーパー離婚もさもありなんと感じます。私が住む区は近年待機児童問題を解消するため保育園の新設を進めていますが、それを聞きつけてよその区・市に住んでいた方が流入し、さらに待機児童が増えるというイタチごっこに陥っているようです。自分の行動範囲に保育園が新設されないか常に気を配っていました。運よく内装工事中の無認可保育園を見つけ滑り込んだ格好です。保育料はアパートを借りることができるくらい高額で苦しかったですが、公立保育園入園のポイントを稼ぐためにしばらくそこに預け仕事復帰しました。お陰で翌年4月には公立の保育園に入園できました。
公立保育園の対応はお役所的?!
保育園と保護者の連絡が密でないのが意外でした。知らないうちに延長保育の申し込み方法などの運用を変えられてしまうことがあります。悪気がある訳でなく情報を広く知らしめる方法がよくわからないようです。公立保育園なのでお役所的な対応というのもあると思います。運用を変えた理由を聞くと「他所の保育園がそうだから」とか「こういう決まりがあるから」とか誰のためかよく分からない事が多いです。利用者目線とは言えないですね。そして、病気が家庭内に入り込むのが一番困りました。今年はインフルエンザの流行で大変でした。下の子が保育園でもらってきて母にうつし、上の子と父親と順番にやられてしまうと誰も看病する人がいなくなります。この時はさすがに同じマンションに住むママさんに助けを求めました。日頃からよそのご家庭と交際していて本当に良かったと思います。
幼児の可愛い時期を大切に
入園前も入園中も忙しすぎて辛いですが、幼い子供の可愛い時期は限られています。月並みですが忙しくても子供と向き合う時間を取ることは大切だと思います。