岐阜県可児市にお住まいの先輩ママに、2歳のお子さんが私立認可保育園に入園した際のことをお話していただきました。
陳情をするほどの危機感はなし
家計のため、共働きの必要がありました。主人の両親と同居をしていましたが、持病のために入退院を繰り返している舅とその看病をしている姑に頼れる環境ではありませんでした。上の子の時には、待機期間もなく4月の入園式に間に合い、スムーズに仕事も始められましたので保育園は入りやすいと感じました。ですが、下の子の時には4月の申し込みの時には受け入れてもらえず、しばらく待機状態が続き、9月からようやく入園を許可されましたので、その間仕事に行くこともできず、入りにくかったと感じました。また、入園に際して陳情や工夫をしようということは思いつきませんでした。私の周りのお母さんたちを見ていても、世の中で騒がれている待機児童問題についてそれほど深刻に受け止めているという話は耳にしませんでしたし、実際に入園させたくても入園させてもらえないなどという話は聞きませんでしたから、じきに受け入れの順番が廻ってくると思っていました。
園の方針を知るため、見学の必要性を実感
自分自身が幼稚園で勤務した経験がありましたので、保育内容に関しては想像と異なるようなことはありませんでした。ただ、自分の勤めていた園の教師のあり方と比べると、保育士達の髪形やつめの伸ばし方、ジャージの履き方、また春にツバメが園舎に巣を作ることへの対応など思うところはありましたので、入園前に園見学をすることは大切だなと思いました。また、幼いうちから集団生活に入れるので、おたふく風邪、水疱瘡、とびひ等、色々な感染症に罹りました。小さいながらに家庭とは違う環境で過ごすことへのストレスもあったようで、入園して間もない頃は、熱を出すことも多く、仕事中に園から電話が掛かってきてお迎えに行かなくてはならないこともありました。
休みの取れない人は病児保育のある園がおススメ
急な休みや早退がしづらい勤め先の方は、病時保育のある保育園を選ばれる事をお勧めします。また、園見学などで、保育士達の様子や園長先生の考え方などを、しっかりと自分の目と耳で確かめるのが良いと思います。