神奈川県横浜市港北区にお住まいの先輩ママに、0歳のお子さんが私立認可保育園に入園した際のことをお話していただきました。
紙文化が色濃く残る行政、デジタル化を望む
フルタイムで仕事を継続したかったためです。仮に時短勤務やパートタイムであっても、行き帰りの通勤時間を加えると幼稚園では時間に間に合わないため。たまたま第一希望の保育園が駅から遠かったので、倍率が低かったらしく、入りやすかったです。通勤ルートとして問題無かったため、我が家のニーズには合致していました。もし、駅から近かったり、英語やリトミック等特別な教育がある園だったら、入りにくかったと思います。行政は、保育園に関する申請や変更連絡に紙の文化が強く残っていると感じました。少しずつHPでできる申請も増えてはいるものの、まだまだ郵送申請が多いです。小さな子どもがいながら自宅でそういった諸々の書類を片付けるのは、子どもがいない方が想像しているよりも難しいものです。
業務過多で、全員に目が行き届かないのが残念!
最も驚いたのが、使用済みのおむつを園で処理してくれずに持ち帰ること。おしっこならまだしもうんちも持ち帰るので、朝からいる時は6枚くらいの重くなったおむつを持ち帰ることになります。もちろんビニールで何重にもくるんではくれますが、お迎えの帰りに買い物に行くときなどは、とても困りました。朝、登園した時に「今日の体調はどうですか」と確認を兼ねた会話があるのですが、うっかり「遊びの中でおでこぶつけちゃって」などと言おうものなら即帰されます。マニュアルで、首から上の怪我は自宅で様子見とあるようです。こちらは仕事に行く段取りだったので、知らずにうっかり話してしまい、急遽仕事を休むはめになったことがあります。もちろん今はちいさな怪我ならだまっていますが…。良い点は、どんなに子どもが泣きさけんでも動じないこと。朝預けるときに泣かれると、親としては焦りますが、さすがプロだなと感じます。悪い点は、業務過多というか、規定の人数先生がいても手が足りないようで、目が行き届いていない子どもがいること。お迎えのときにたまたま粘土を食べている子どもを見てしまいましたが、先生は気づいていない様子で、私が声をかけたこともあります。良いルールはお散歩から帰った時の手洗い、うがい。また、食事の前後に大きな声で挨拶をするのも見ていて気持ちが良いです。悪いルールは、床にテープがはられていて「ここから入っちゃだめだよ」と子どもにとっては謎の境界線がはられている事。とはいえ、感染対策に一生懸命なのは重々理解しています。入園前に準備をして、もっとかわいい園バッグなどを用意してあげたかったです。育休中の早い段階で知っておけばできたのですが、入園時は仕事が始まっていたため、吟味せずすべてアマゾンで揃えてしまいました。園のお友達とかなりかぶっていました…。
ツライはずのワンオペも慣れてしまえば平気?!
ごくたまにではありますが、平日休みがとれた時は夫や子どもには言わず、通常通り保育園に預け、自分は仕事にいくふりをしてマッサージやスーパー銭湯に行っていました。夫の帰宅が遅いため、お迎えから洗濯、食事作り、食べさせて自分も食べて、お風呂、寝かしつけまで全て私。大変というより、これが悪い点です。ただ救いは、つらいワンオペも慣れてしまえば子どもと私のペースがつかめてきて、むしろ夫がいない方がスムーズに回ること。保育園に行き始めると、はじめ子どもは泣くかもしれませんが、気にしなくて大丈夫です。いつも保育園の先生に言われているのは、お母さんが出て行った瞬間にけろりとなきやんで笑っていますよということです。意外と子どもは強いようです。