神奈川県横浜市都筑区にお住まいの先輩ママに、3歳のお子さんが認定こども園に入園した際のことをお話していただきました。
費用の安い公立保育園が少ないことが不満
夫婦どちらの実家からも離れており、近所に知人や友人もいなかったため、預け先がありませんでした。上の子が通っていた幼稚園が自宅近所に子ども園を新たに設立したので、ちょうど良いと思い、応募しました。実際には入りやすいと感じました。園の方針が個性的で賛否両論あるため、上の子を姉妹園に入れていたことで、園の方針に賛同していると判断してもらえたこと、また駐車スペースがほとんどない園なので、徒歩圏内の子供が優先してもらえたのが良かったのだと思います。小さい子供がいる家庭が多い地域なので、役所は手続き中に託児サービスがあったりと親切なのが良い点。悪い点は、公立保育園の数の少なさです。公立に入れない人が圧倒的に多く、利用料が高い私立に入れている人が多いと感じます。
卒園までに役員をするルールがイヤ！
親が参加する行事や係が多いことは意外でした。全員、卒園までに何らかの係か役員をしなければならず、役員になるとクラスのお母さんに電話連絡業務があり、スマホが普及していない時代だった上、帰宅が遅かったりして携帯電話に出れない人も多く、連絡を行き渡らせるのが大変でした。上の子と下の子の園が離れていたので、送迎が一番大変でした。園同士の交流保育があると、片方の園だけで流行っていた感染症が両方に広がりました。先生方は、手がかかる子や自己主張が激しい子や園にうるさく口出しする親の子を優先するので、ウチの子供は忘れられがち。先生が好きな子だったので、寂しがっていました。ただ、年配の先生は優しく孫を見るように見守ってくれ、育児に悩んでいる時に心の支えになってくれました。あまりルールが無いのびのび系の園なので、子供にとっては良かったと思います。ただ、卒園までに必ず役員などをやらなければならないルールは、母親の負担が大きすぎると思いました。入園前の準備としては、母親べったりではなく、ほかの人たちと接することにならしておけば良かったと思います。人見知りなので、好きな先生にずっとくっついていて、他の子供や先生と上手く関われなかったようです。また、洋服や持ち物にルールがあるかを確認しておくべきでした。安全のためにサイズや素材に細かい指定がある園もあり、通っていた園もフード付きの物はダメだというルールがありました。
夜のネットサーフィンやセール買いが息抜き！
子供を寝かしつけた後にリビングに戻って、お酒を飲みながらネットサーフィンしたり、通販カタログを見ることが息抜き。また、セールで服を買うこともストレス発散になります。大切なことは、自分と夫のどちらでも送迎ができるよう通勤経路の途中にある園を探すこと。入園前にできるだけ色々な人や同年代の子供と触れ合わせて、他人慣れさせておくことも大切だと感じました。
