新潟県新潟市にお住まいの先輩ママに、2歳のお子さんが認可外保育園に入園した際のことをお話していただきました。
体調が理由では認可へは入れない!
3人目の妊娠中、切迫流産のおそれがあって安静を保つために認可外保育園に預けることにしました。認可保育園には働いているわけではなかったため、到底入ることはできませんでしたが、無認可保育園であればすんなりと入れる環境でした。しかし、無認可の保育園は年々減り続けており、数年で認可保育園に変わることが多く、私のような事情をもつ母親が預けにくくなったと思います。働くためにという理由でなければ長期間預けられないという今の環境は、保育園を利用しにくいと言えるのではないでしょうか。認可保育園にどうにか産前産後の数か月間でも預けられないか市の窓口で交渉はしてみましたが、門前払いでした。一方、無認可の保育園は割高でしたが、すぐに入園手続きをしてもらうことができ、対応も迅速でした。体調が悪いときに遠慮なく預けることができ、認可保育園よりも柔軟に対応して頂けたと思います。
丁寧な連絡帳に感激!
保護者との交流はほとんどありませんでしたが、行事の様子などは保育士の方が毎回教えてくれましたし、連絡帳に園での子どもの様子をこれほど丁寧に書いてくれるとは思っていなかったので、嬉しかったです。小人数制の無認可保育園だったため、比較的時間や持ち物の融通がきいて助かりました。困ったことは、トイレトレーニングが遅れたこと。家ではトイレトレーニングを徹底していましたが、保育園では同じように取り組んではもらえませんでした。また、家では既にできることを保育園では年齢で区切られ、箸を使わせることができない(2歳児はフォークやスプーン限定)など、融通の利かないこともありました。
認可にこだわりすぎないことも大切
認可にこだわると、入園が思うようにできずに仕事を失うことになったり、身体を壊したり、取り返しのつかないことになることもあると思います。何が何でも認可保育園でなければと構えすぎず、無認可保育園やベビーシッターなどの抜け道を考えることも一つの道だと感じています。