モデルルーム見学攻略法
03.実際のモデルルーム見学の流れ

住まいサーフィン活用術

03.実際のモデルルーム見学の流れ

予約をしたら、次はいよいよモデルルームの見学です。当日はどんなことをするのか、順を追って説明しましょう。

① 受付

モデルルームに訪れて一番初めに目に入るのは、入口付近の受付で待ち構える女性スタッフの姿。ホテルのようなうやうやしい対応に腰が引けるという声を聞くことがありますが、動揺することはありません。受付では自分の名前と予約時間をさらっと伝えましょう。ここは、新築マンションという夢のステージの入口。むしろリゾートホテルに来たような気分で、このおもてなしを受け入れてしまいましょう。スタッフは丁寧にあなたを商談スペースへ案内してくれますよ。

② 商談ブースでアンケート記入と担当者挨拶

通された席につくと、飲み物などが出され簡単な質問表の記入をします。家族構成など個人的な質問もありますが、ここではできるだけ正直に答えるのがおススメ。あなたの希望条件が正確に伝わりますし、その後の商談がスムーズに運ぶからです。ほどなく担当者が現れ、挨拶をして本日の流れや物件の特徴などをざっくり話してくれます。

③ シアター鑑賞→模型ルームへ

次は十数人が座れる規模のシアタールームへ移動して、プロモーション映像を見ます。ただし、これは大規模物件の場合がほとんどで、シアターがない場合や商談ルームにあるモニターで短めのプロモーションビデオを見ることもあります。シアターの上映時間は5分～15分程度ですが、これがCGを駆使された映画ばりにとてもよくできているんです！　登場する主人公のマンション居住者に自分を重ね合わせ、新しい生活に想いを馳せる…そんなステキな時間を過ごすことができます。ここでかなり“その気”になってくる人が続出するキケンゾーンでもあります（笑）
その後模型の展示ルームへ移り、建物全体の形状や周囲の建築物などの説明を受けます。模型見学は、周囲の道路や建物がどうなっているのかをビジュアルで確認できる貴重な機会。しっかり目にやきつけておいてくださいね。

④ モデルルームの見学

さぁ、次はいよいよモデルルームの見学です。ぴかぴかの玄関や最新設備、有料オプションをバンバン使った豪華なリビングルームにうっとりすることでしょう。心構えや楽しみ方は「モデルルームの見学☆攻略法②」の「モデルルームってどんなところ？」をご覧ください。

⑤ 商談

モデルルームの見学が終わると②の商談ブースへ再び案内され、価格表や資料をもらいます。ここで本日の感想を聞かれたり、アンケートに答えたりします。質問のポイントは「見学を終えて、どの程度“その気”があるか？」という、この一点につきます。今日の感想を素直に答えればOKです。
強く営業をされるのではないかと心配な方もいるかもしれませんが、この場で、「買いますか？　買いませんか？」と聞かれることはまずありませんから、ご安心を。モデルルームを訪れてから実際に購入するまでの検討期間は平均で7か月という調査結果もあります。みんな決定までにはそれなりの時間を使っているということ。販売スケジュールの関係で担当者もある程度は時間を区切ってきますが、考える時間がほしい場合ははっきり伝えましょう。もちろんビビッときたなら、それを伝えたうえで時間をもらうことが大切です。
また商談では、希望すれば購入を決める前に資金計画を立ててくれます。ローンの返済シミュレーションをしてもらえますから、返済期間や金利リスクなども質問できますよ。自分の購入可能な金額を知るうえでも重要なことですから、できればしっかりと試算してもらうことをおススメします。

いかがでしたか？　①から⑤までの流れで、1時間半から2時間半くらい。このほかに現地を案内してくれる物件もあります。それでは、あなたも非日常体験を存分に味わってきてくださいね！