売主別 中古マンション値上がり率(騰落率)ランキング2010
目次
要旨
- 1位は昨年に続き三菱地所、値上がり率は+5.3%となり、全体平均の-5.3%を10%超上回る
- 2位以下も老舗総合デベロッパーが上位を占め、2位丸紅、3位東急不動産、4位住友不動産と続く
- 値上がり率がプラスの売主は昨年の14社から8社に減少し、稀少性が高くなっている
調査概要
不動産マーケティングのアトラクターズ・ラボ株式会社(東京都千代田区・代表取締役:沖有人)は、売主別の中古マンション価格の値上がり率(騰落率)ランキング(2009年版)を作成したので、公表する。
2009年に売り出された中古売出住戸と2001年以降に分譲された新築時の当該住戸価格を突き合わせて、新築時からの値上がり率を算出し、これを売主別(JVを除く)に集計し、ランキングした。(住戸サンプル数は全16,491件で、30以上サンプル棟数のあるデベロッパーのみをランキング対象とした)
調査結果
売主別中古マンション値上がり率(騰落率)ランキング
本調査は2006年から行っており比較すると、全体平均が06年が-4.0%(平均築年数3.7年)、07年は2.7%(同4.2年)08年は-2.5%(同4.2年)、09年は-5.3%(同4.8年)となっており、前年比で築年が+0.6年で値上がり率-2.8%となった。
その中で、1位は昨年に続いて三菱地所で、5.3%のプラスとなり、全体平均(-5.3%)よりも10%超上回った。
傾向として、ファミリー向け実需用の物件は新築時坪単価が高いほど資産価値が保たれやすい傾向があることが明らかになっている。
こうした立地にはブランド戦略を進める大手デベロッパーが供給するケースが多く、その中でも立地やコストパフォーマンスで優れていたマンションが値上がり率上位になる。
2位以下も老舗総合デベロッパーが上位を占め、2位丸紅、3位東急不動産、4位住友不動産、5位三井不動産レジデンシャル、6位野村不動産となった。
売主別中古マンション値上がり率(騰落率)ランキング
大手財閥系を中心にブランド戦略を推進している企業が上位を占め、その成果を反映していると考えられる。
値上がり率がプラスの売主は昨年の14社から8社に減少し、稀少性が高くなっている。
売主のポジショニング分析結果
平均値上がり率と新築時の平均坪単価を散布図にしたものが上記グラフである。
面積帯の小さい売主を除くと、立地のいい高額物件ほど中古価値が保たれやすい傾向が読み取れる。
この意味でブランド力のある売主の物件は立地に優れているがゆえに資産価値が落ち難い結果となる。
三菱地所の物件別値上がり率(騰落率)
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