第44回 マンション購入に対する意識調査の公表
価格は依然「高い」と認識、質に対しても厳しい評価
目次
- 購入したい物件数が「0件」の割合が、調査開始以来初めて50%を超えた
- 現在の販売価格は「高い」が約70%、都区部を中心に依然として高いという認識
- 物件の質が「低い」という回答が、都区部を中心に増加
分譲マンション購入・売却検討者24万人を有する不動産のセカンドオピニオンサイト「住まいサーフィン」(https://www.sumai-surfin.com/運営:スタイルアクト株式会社 東京都中央区・代表取締役:沖有人)は、今回で44回目となるマンション購入検討者の定例意識調査を行いました。
本調査は、自社Webサイト「住まいサーフィン」の登録会員24万人のうち、 直近3か月間に新築マンションの販売センターに行った経験がある人のみを対象とし、マンション購入に対するアンケートを実施しています。 当社では購入検討者の心理を四半期単位で時系列比較しています。(第1回は2008年4月、今回で44回目)
- 実施時期
- 2018/12/17~2019/02/02
- 調査対象者
- 住まいサーフィンの会員
- 有効回答数
- 341
分析結果から、物件に対する価格と質への厳しい評価が購入意欲に影響していることが分かりました。大型物件が販売開始前であることに加え、現在の物件の価格と質への評価が厳しく、モデルルームに来場し商談を進めても、購入意欲を造成できていないと考えられます。また、金利面での追い風で、実質ローン支払額は必ずしも大きく増加していないことや消費税増税に伴う住宅ローン減税の拡充など、購入を後押しする要素が認識されにくいことも、購入意欲が低い要因の一つと考えられます。
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