第53回 マンション購入に対する意識調査の公表
都区部希望者ほど「自宅への投資」意欲は回復傾向
目次
- 引き続き、割安な戸建ての人気は高く、購入意欲が増したとの回答は半数を占める
- 都区部希望者ほど購入意欲は回復傾向、「自宅投資」意欲は増加傾向
- ただし、都区部希望者は東京オリンピック開催動向を懸念
分譲マンション購入・売却検討者26万人を有する不動産のセカンドオピニオンサイト「住まいサーフィン」(https://www.sumai-surfin.com/運営:スタイルアクト株式会社 東京都中央区・代表取締役:沖有人)は、今回で53回目となるマンション購入検討者の定例意識調査を行いました。
本調査は、自社Webサイト「住まいサーフィン」の登録会員26万人のうち、直近3か月間に新築マンションの販売センターに行った経験がある人のみを対象とし、マンション購入に対するアンケートを実施しています。当社では購入検討者の心理を四半期単位で時系列比較しています。(第1回は2008年4月、今回で53回目)
- 実施時期
- 2021/04/09~2021/04/14
- 調査対象者
- 住まいサーフィンの会員
- 有効回答数
- 202
分析結果から、戸建てニーズは継続していることがわかりました。特に都区部で戸建てを検討している割合は、47.7%と前回に比べてさらに増加しており、今後も戸建て人気は高いといえそうです。また、都区部ではコロナ禍での購入意欲減少は10%未満となり、購入意欲増加の約30%と比較して大きく下回っています。希望する購入価格帯も7,000万円以上と回答する割合が上がり、都区部では約5割も占めています。「自宅への投資」意欲は現在も増加していることが分かりました。また、東京オリンピックの開催が何らかマンション市場に変化をもたらすと考える層が都区部居住者では半数以上を占めており、今後の購入意欲に少なからず影響していきそうです。
戸建ての購入意欲増減推移
マンション購入意欲増減推移
希望購入価格帯
東京オリンピック開催によるマンション市場の変化有無
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