売主別 中古マンション値上がり率（騰落率）ランキング2013
目次
要旨
- 丸紅は売主別で3年連続の1位、2位は大成有楽不動産
- マンションブランド別は現行ブランドでは実質グランスイートが1位
- 全体平均の値上がり率は－9.9％（前年比－1.1ポイント）となり、プラスの売主がなくなった
調査概要
不動産マーケティングのアトラクターズ・ラボ株式会社（東京都千代田区・代表取締役：沖有人）は、売主別の中古マンション価格の値上がり率（騰落率）ランキング（2012年版）を作成したので、公表する。
2012年に売り出された中古住戸と2001年以降に分譲された新築時の当該住戸価格を突き合わせて、新築時からの値上がり率を算出し、これを売主別（ＪＶなし）とマンションブランド別に集計し、ランキングした。（住戸サンプル数は全32,417件で、30以上サンプル棟数のあるデベロッパー、マンションブランドを対象とした）
調査結果
値上がり率のランキング上位は1位丸紅、2位大成有楽不動産
売主別の上位3社は、1位丸紅（1位）→2位大成有楽不動産（７位）→3位伊藤忠都市開発（対象外）※( )内は昨年順位
丸紅は都心部の供給物件がけん引し、3年連続1位となった。
大成有楽不動産は23区以外に立地する物件も値上がり率プラスとなった物件が多く、総合で2位になった。
売主別中古マンション値上がり率ランキング（サンプル棟数30以上）
ブランド別値上がり率では上位3位に丸紅の新旧ブランドがランクイン
1位ファミール（丸紅旧ブランド）、2位アルス（東急不動産旧ブランド）、3位グランスイート（丸紅現行ブランド）という結果で、現行ブランドのみだと、1位丸紅グランスイート、2位東京建物ブリリア、3位大成有楽不動産オーベルの順。
マンションブランド別中古値上がり率ランキング（サンプル棟数30以上）
＜参考＞丸紅（1位）中古マンション値上がり率上位物件
全体の平均値上がり率は2011年度版（2012年公表）より更に低水準に
06年-4.0％（平均築年数3.7年）、07年2.7％（同4.2年）08年-2.5％（同4.2年）、09年-5.3％（同4.8年）、 10年-5.5％（同5.5年）、11年-8.8%(同6.1年）、12年-9.9％（同7.0年）と本調査開始以降最も低い水準となった。
対前年比での値上がり率は-1.1ポイント％（0.6年）とマイナス幅は拡がっている。
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アンケート調査結果
