第39回 マンション購入に対する意識調査の公表
目次
- 価格が「高い」が65.1%、2年以上「高い」という回答が6割を超え続ける
- 一年後の価格予測を「下がる」という回答は今回も20%を切る、大きな値崩れ予想は少数
- 購入したい物件数が3四半期連続で増加、魅力的なマンションは供給されている
新築分譲マンション購入・売却検討者21万人を有する新築分譲マンションのセカンドオピニオンサイト「住まいサーフィン」(運営:スタイルアクト株式会社 東京都中央区・代表取締役:沖有人)において、マンション購入検討者の定例意識調査を行なったので公表する。供給者側の分譲価格・初月契約率・在庫数は公表されているものがあるため、弊社では購入検討者の心理を四半期単位で時系列比較している。(第1回は2008年4月、今回で39回目)
自社インターネットサイト「住まいサーフィン」の登録会員に対し、直近3か月間に新築マンションの販売センターに行った経験がある方のみを対象とし、マンション購入に対するアンケートを実施した。
- 実施時期
- 2017/10/17~2017/10/18
- 調査対象者
- 住まいサーフィンの会員
- 有効回答数
- 215
今回の調査では、現在のマンション価格について「高い(購入を諦めるほど+ためらうほど)」と回答した人は65.1 %となりました 。「高い」との回答は2015年7月以降、6割を超え続けています。
1年後のマンション価格を「下がる」との予測が前回調査時と変わらず20%弱程度にとどまっており、回答者からも「オリンピックまでは下がらない」など、高いと判断しながらも大きな価格下落を予測する層は少ないことがわかります。
最後に、購入したい物件数に関しての平均が3四半期連続で増加し、価格に関して高いという認識が有りつつも、購入を検討したい魅力的な物件が増加傾向にあることが判明しました。
第48回衆議院議員総選挙の結果からも今後も金融緩和政策が継続される可能性が高まり、現在の価格水準が大きく変動する可能性は低いと考えられます。
現在のマンション価格について
1年後のマンション価格
購入したいマンション数
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