第12回 管理会社満足度調査ランキング2020
目次
- 全体の総合満足度1位は、12年連続で野村不動産パートナーズ
- 理事経験者による総合満足度の1位も野村不動産パートナーズとなり2冠となった
- 全体2位ならびに管理戸数10万戸未満の部門1位は、3年連続で東京建物アメニティサポート
- 全体3位は三井不動産レジデンシャルサービス
- 供給戸数が減少するなか、継続して新築マンションを供給する大手各社が過去の知見を新規物件に投入することで満足度の向上に繋げていることがわかった
分譲マンション購入・売却検討者26万人を有するマンションのセカンドオピニオンサイト「住まいサーフィン」(https://www.sumai-surfin.com/)は、マンション居住者に対し、管理会社満足度調査を行いました。「住まいサーフィン」は不動産ビッグデータを活用しコンサルティングを行う、スタイルアクト株式会社(東京都中央区・代表取締役:沖有人)が運営し、本調査は、2009年から実施しており、今回で12年目となります。
本調査は、汎用的な調査パネルを用いず分譲マンションに特化した自社26万人のパネルより回答を得ることでより正確に居住者の声を聞くことを目的とした管理会社に関する調査です。「住まいサーフィン」会員26万人のうちマンション購入済みの居住者や全国の大規模マンションの理事長様などに対し、管理状況に関する満足度について調査をしました。
- 実施時期
- 2020/06/03~2020/08/10 (インターネット調査、郵送調査)
- 調査対象者
- 住まいサーフィンの会員、全国の大規模マンションの理事長様
- 有効回答数
- 2264(サンプル数20件以上の管理会社のみを対象としています)
全体ランキング1位 野村不動産パートナーズ
全体総合満足度1位は、野村不動産パートナーズ(73.7ポイント)でした。次いで、東京建物アメニティサポート(73.0ポイント)、三井不動産レジデンシャルサービス(72.1ポイント)という結果になりました。野村不動産パートナーズは、管理会社の業務遂行に対する評価がすべての項目で1位ないし2位で、総合力においても(6)推奨度の得点が全体1位でした。野村不動産パートナーズは今回の結果により、12年連続の1位となりました。東京建物アメニティサポートは、管理人に対する業務遂行の項目で非常に高い得点を取り、管理会社に対する個別評価では全ての項目で前年度よりも高い評価を得たため、(5)全体満足度・(6)推奨度ともに評価が上がり、2位に躍進しました。三井不動産レジデンシャルサービスは、管理人ならびに管理会社に対する評価が高く、(5)全体満足度・(6)推奨度ともに高い評価を受け、総合3位となりました。
10万戸未満の管理会社のランキング1位 東京建物アメニティサポート
管理戸数10万戸未満の企業のランキング1位は、東京建物アメニティサポートでした。東京建物アメニティサポートは同カテゴリーで3年連続の1位となりました。
また、昨年リビオシリーズで単身からファミリーまで多くの物件を供給した日鉄興和不動産グループの日鉄コミュニティが2位となりました。
管理戸数10万戸未満の企業のみでランキングすると1位は東京建物アメニティサポート、2位は日鉄コミュニティ、3位は大成有楽不動産となった。
理事経験者のランキング1位 野村不動産パートナーズ
管理組合の理事会役員経験者のみのランキングでも全体ランキング同様1位は野村不動産パートナーズ、2位は東京建物アメニティサポート、 3位は三井不動産レジデンシャルサービスとなった。
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