第51回 マンション購入に対する意識調査の公表
都心への再回帰と戸建てへの注目が高まる
目次
- 都区部のマンションの購入意欲増加、意欲減少を上回る
- 戸建てへの購入意欲が45%と、注目度が上昇
- テレワークニーズと都心通勤ニーズにより自宅需要は二極化へ
分譲マンション購入・売却検討者26万人を有する不動産のセカンドオピニオンサイト「住まいサーフィン」(https://www.sumai-surfin.com/運営:スタイルアクト株式会社 東京都中央区・代表取締役:沖有人)は、今回で51回目となるマンション購入検討者の定例意識調査を行いました。
本調査は、自社Webサイト「住まいサーフィン」の登録会員26万人のうち、直近3か月間に新築マンションの販売センターに行った経験がある人のみを対象とし、マンション購入に対するアンケートを実施しています。当社では購入検討者の心理を四半期単位で時系列比較しています。(第1回は2008年4月、今回で51回目)
- 実施時期
- 2020/10/02~2020/10/08
- 調査対象者
- 住まいサーフィンの会員
- 有効回答数
- 240
分析結果から、都区部の購入意欲が急速に回復していることがわかりました。新型コロナウイルスにより新築マンションの購入意欲が減ったと回答した割合は、約18%に留まっており、実際にコロナ禍でも中古価格が上昇している都心マンションニーズは急速に回復していることが分かりました。一方、コロナ禍において間取りやエリアに対する希望の変更が生じたという回答割合が2割を超えており、変わらない都心通勤ニーズと、テレワークニーズの二極化が窺える結果となりました。それに伴い、戸建ての検討を視野に入れている割合が45%と高水準となっている。部屋数を増やせるだけでなく、独立性が高く、価格の上昇が抑えられている戸建てへの注目は、今後も加速する状況にありそうです。
新型コロナによるマンション購入意欲
戸建ての購入意欲
買い時DIの比較
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